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【間違いない】私の不妊原因は絶対コレだった

こんにちは!!こんばんは!!!まにょです!!!

最近妊娠6週に入った頃なんですが、まだしんどいほどの体調変化はありません。まぁなんとなく消化器系の異常を感じはしますが、よく言われる胸やけとかではなく・・・・・・なんか胃あたりがモヤモヤするなぁといった感じ。吐き気も、なんか言われてみれば・・・・・・気持ち悪いような・・・・・・・??いやでもこれ吐き気っていうほどでもないわ、ってレベルなので、たぶんつわりらしいつわりもありません。

普通に元気であるが故、「腹のお子・・・・・・生きてる・・・・・・・?????」と不安になります。

ですがフェアリー夫が、

「俺らでコントロールできないことを不安がっても仕方ないよ(๑╹ω╹๑ )」と、ネガティブの渦に巻き込まれる私を言葉で引き上げてくれるのでとっても助かっています。

ありがたいな〜・・・・・・夫が夫で幸せだな〜〜〜〜〜・・・・・・・だなんていうぽかぽかとした幸せな気持ちで眠りにつきますが、ホルモンバランスの変化か、毎朝盛大にでっかいおならをする夫にイラつき始めています。(許したれ)

夫のおならは日常茶飯事で、よくぷっぷぷっぷとならしています。しかも音がでかいのなんの。今まではそのでかすぎるおならの音がおもしろくて、きゃっきゃと笑っていたのですが。

最近どうもイラつきます。(許したれ)

ホルモンバランスの変化ですかね?????(ホルモンバランスの変化でおならにイラつく人初めてみた)

(・・・・・・・っっなんで人をおならの音で起こすねんっっっ・・・・・)という怒りの気持ちがこみ上げ、「・・・・・・うるさい。怒」と朝一から旦那にあたりちらします。

ですがフェアリー夫は、
「でかかった(๑╹ω╹๑ )??????クスクス」と呑気に笑っています。何を呑気にわろとんねんボケェイというワードが一瞬頭によぎります(よぎるんだ)。でも私の怒りをこういうふうに綺麗にスルーしてくれることがありがたいなぁとも思ったりします。怒りを怒りで返されると喧嘩になりますからね。本当にありがたいし、見習わなければ。

おならの音で起こされた私はイラついて寝たふりをするのですが、夫は1人、

「・・・へっ(๑╹ω╹๑ )へっ・・・・・へへっ・・・・(๑╹ω╹๑ )クスクス」と笑っていてそれはそれで可愛いです。(平和な世界)



さっ、妊活(不妊治療)の話を始めます。

以前も記事にさせていただいたとおり、私達は約9ヶ月の妊活(2ヶ月のクリニック通院)を経て、タイミング法で妊娠しました。

短い妊活期間ではありましたが、一旦妊娠というゴール(ここからまた新たなスタートではありますが)にたどり着いて、わたしたちの不妊の原因がはっきりと分かりました。

もうだらだらとその答えを後回しにするのもあれなのでここで発表しちゃうと、その原因というのは、

『ストレス』


です。

もうね、これしかありません。ストレスが原因でした。

たぶん妊活を行っている皆さんからしたら、ありきたりすぎる不妊原因すぎて「はいはいはいはいはい怒」となっているかもしれません。すみません。

ですがもう、ストレスなんですよ・・・・・・。

というのも、以前お話させていただいた通り、私は去年の9月からある薬局に勤めていました。そこで出会ったのがモンスター管理薬剤師です。この管理薬剤師がどんなモンスターかについてはこちらの記事を参照してください。

こんなかんじで、まじでゴミクズ野郎でした。(口が悪い)

まぁあの、世間一般的にゴミクズということはないと思います。ですが、私が32年間生きてきた世界、積み上げてきた価値観の中で、ここまで最低で恥ずかしい人は見たことがありません。

このモンスターの異変に気づいたのは、入社して2ヶ月がたった頃でした。

なんか無責任じゃね・・・・・・・?不誠実じゃね・・・・・・・?から始まった疑惑はどんどんと膨れ上がり、人生で最も嫌いになった人と化しました。

それと同時にその頃(去年の11月頃)から、生理も乱れ始めました。

もともとの周期はめちゃくちゃ整ってたというわけではないですが、大体28日〜35日くらいで生理は来ていました(この周期だと正常周期とされています)。ですが、モンスターの異変に気づき始めた頃から生理周期はどんどん乱れ、40日〜58日とかなり周期が伸び始めました。(この周期は医学的に正常とは定義されません)

妊活を意識しはじめた9月から基礎体温の測定も始めたのですが、最初は綺麗に低温期と高温期の2層に分かれていました。ですがストレスを受け始めた頃から、低温期がだらだらと長い、もしくは高温期がないまま生理が来る典型的な無排卵状態となりました。

最初はモンスターから受けているストレスのせいだとは思ってもいなくて、「もう若くないんだな・・・・・・・」としか思っていませんでした。

ですが、どんどん無駄になる排卵検査薬や妊娠検査薬、全く高温期が来ない基礎体温。はたまた妊娠したかと思っていたのにガクッと下がる基礎体温。

どうして私の身体はこうなんだろう?どうなってしまったんだろう???

どんどん自分の身体に疑問とストレスが溜まり始めました。

こんなに不定期だとストレスだな・・・・・・・と感じたのが、不妊治療のクリニックに通い始めたきっかけの一つでもありました。

クリニックに通い始めたことで、「治療を受けなければならない身体だ」という事実に対するストレスはありました。ですが、実際に超音波で「もうすぐ排卵ですね」と教えてくれることはストレス軽減にも繋がりました。

あ、早めに病院でみてもらってたらよかったな、と思ったくらい。


ですが、職場のモンスターからのストレスは変わらず、むしろ悪化していきました。どんどんと私も態度に出るようになって、その態度が気に食わないモンスターからありとあらゆる攻撃を受け、心身ともに疲弊していきました。

あまりの虚しさ、悔しさで泣きながら家に帰った日もありました。


そしてこの泣きながら帰った日、退職すると決めました。


夫は、「ストレスは妊活にもよくないよ(๑╹ω╹๑ )やめちゃいな(๑╹ω╹๑ )」と、優しく私の決断を受け入れてくれました。

そして4月中旬、退職の申し出を行い、4月の終わりには退職が正式に決定しました(退職は5月末)。退職が決定したことは、私がストレスの渦から開放される決定的なできごととなりました。

モンスターがなにをやろうとなにを言ってきても、5月末で切れる縁。もうなんだって許してやるよ・・・・・・☆という境地に達していました。

モンスターの愚痴をこぼす回数もかなり減り、るんるんとした気分で転職活動も行えました。

そんなふうに過ごしていると、服用していたフェマーラの影響もあってか、5月は本来の35日周期の日程に近い日に排卵が行われました。(クリニックにて排卵のタイミングをみてもらいました)

そしてその排卵で、妊娠に至りました。


嘘みたいな1ヶ月でした。

もちろんさっきもお伝えしたように、服用したフェマーラのおかげでうまく排卵されたんだろうし、その2週間ほどまえに受けた卵管造影検査を行ったがゆえにいい結果が出たんだろうとも思います。

それにしても、という話なんです。

私は薬剤師という医療従事者であり、緊急避妊薬の普及活動を通して「妊娠」という事柄について「医学的」に勉強してきました。だからこそ妊活のクリニックにも通いました。現代の医療はすごいから。

だけれども、妊娠には医療では超越できないなにかがあるとぼんやりと思っていました。

1人の女性の身体に、新しい命が宿ること。それが妊娠。

妊娠は、命がこの世に生まれる1番最初のステップ。

そんな妊娠が、医学的に完全にコントロールできることなんてありえないと思っていました。それは今も変わりません。

あくまで妊活の治療は、「妊娠しやすくするための手助け」であり、「妊娠するための治療」ととらえたことはありません。

どれだけ医療が進歩しようと、今でも全ては到底解明されていない人体の、更には新しい命が誕生する妊娠を、コントロールすることは無理で。

どれだけホルモン治療をしようと、私の身体の状態によっては無と化すと思っていました。人間が自然災害(地震や津波等)に勝ることはないように、医療が私達の身体・命の誕生は勝ることはないと。

そのぼんやりと思っていたことが、今回の妊娠で確実なものになった、という感じです。


妊活をされている皆さんは、もう耳にタコができるほど聞いた言葉かもしれません。

「ストレスを受けないこと」
「健やかに生きること」
「今でも十分に幸せだと感じること」

そんな、子供がほしすぎて到底できないわ!!!!!!という綺麗事が、あまりにも大事な要素だったと感じています。


正直ね、妊娠を気にしないだなんて妊活中にはできない。絶対できませんよ。私だってそうだったし、みなさんもそうだと思います。

だから私は、「ストレスが不妊の原因だったからみんなストレスを受けないようにして!!!!!!」だなんてアドバイスは全然できません。だって私無理だったもん。私はたまたま退職できる環境だったから退職したけれど、そうできない人もたくさんいると思います。というよりほとんどの人がそうなんだと思います。

だから、ストレスを受けない環境にしろ!!!!!!だなんて余計言えません。


むしろ個人的に、「妊娠したい」という気持ちは持ち続けていいのだと思っています。

妊娠したい。子供を産みたい。夫に赤ちゃんを抱っこさせてあげたい。

そう思って、いいんです。

私は人生で、ここまで切実な願いを持ったことはありませんでした。

皆さんもそうじゃないですか?ここまで切実な願いを持った経験って、多くはないと思うんです。

そんな願いを、気にせず生きるだなんて。あまりに難しいんです。


だから、その願いをそのまま受け入れれば良いと思うんです。

「あ、私、本当に妊娠したいんだな」

「私、子供が産みたいからこんなに執着しちゃうんだな」

「あ、夫に赤ちゃん抱かせたいって思うくらい、私夫のことが好きなんだな」

そう、妊娠に執着する自分を客観的に受け止めればいいと思うんです。

リセットが来て涙が出た日も、

「私、こんなにも母親になりたかったんだな」と、泣いたらいいと思うんです。


たぶんそれが、人として自然な姿なんだと思うから。

切実な願いを持つこと。その願いが叶わないこと。

これは、どんな人でも受け止めがたい現実。落ち込んで当然です。それが自然です。ありのままでいることが、皆さんにとって1番自然な姿なんだと思います。

そしてそれと同じように、妊娠という事柄以外にも、皆さんにとっての自然があったということを思い出してほしいと思うんです。今のパートナーと出会う前、出会った頃、それよりもっと前の幼少期。

妊娠に支配されていない日常に、みなさんの自然は当たり前に存在したはずです。

それを、忘れないでほしいなと思うんです。

その自然を取り戻す努力は、必要なんだと思うんです。


パートナーの方と出会った頃のデートとか、結婚式の日とか。家族と旅行に行った日、友人と女子会を開催した日。

そんな普通の日を経て今があって、そして今も間違いなくその延長線上にいるということ。妊娠をしたいからといって、別世界に行ったわけではない。変わらずその延長線上にいて、妊娠したいという願いが増えただけだということ。


ただ、それだけのこと。


日常を取り戻すと、身体が自然に「自然」へと帰るんだと思うんです。妊活でストレスを受けた身体から、「自然」な身体へ。

そこに帰ったとき、医療の手助けを受けて妊娠するのだと。そう思うのです。

医療に妊娠する身体に変えてもらうのではなく、妊娠できる身体に自分を戻して、それから医療に手助けしてもらう。

これが理想的なんだと、医療従事者として思います。

いくらホルモン治療で身体を妊娠の方向へ傾けても、私達が自然災害に抗えないように、医療が私達の身体の自然に勝ることはできない。


だからどうか、皆さんに「日常」という自然を取り戻してほしいと思うんです。日常の中にそっと、「妊娠したい」という願いを添えてあげる。その願いが叶わなければ、ちゃんと泣いてあげる。でもその願いのために再度立ち上がれる強さをもたらす環境に自分をおいてあげる。

妊娠するかどうかは、医療にかかっているのではなく、私達にかかっているのだから。


皆さんの願いが叶うことを、心から祈っています。


まにょ。


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