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大手ホワイト企業の退職を決めた理由~状況編~

新卒から約10年勤めている今の会社は、営業利益ランキングで上位に入る会社で給料は高く安定、社員は知識経験が豊富で常識的な人ばかりの、まさしく優良企業です。

そんな優良企業をあと数ヶ月で退職することを決めた理由を、正直に書き残します。まずは状況というか、気持ち以外の部分から。

①10年以上収入が無くても生活できる貯金額になったから


今の生活水準であれば10年以上無収入でも生活できる貯金を貯めました。逆に言うと保守的な考えの私は、そこまで貯めないと退職までは踏み切れなかったです。

お金が無いと正しい判断ができないことを経験上分かっているので、今後の人生の岐路となるタイミングは、資金が潤沢にある状態にしたかったのです。

一旦退職するだけで、今後働かないつもりなんて全然ないので、10年以上無収入になる状況にはならないことは分かっているんですが・・。結果として、1年目からコツコツ貯めていた資金が決断の背中を押してくれました。(貯金だけでなく最近声高に言われいる資産運用も早く始めたらよかったと思っている話はまた今度)


②失業手当の受給期間が1ヶ月のびるから


制度上のメリットから、このタイミングでの退職を決めました。

自己都合による退職の場合、雇用保険(就職先で給料天引きされています)支払い期間で失業手当受給期間が異なります。
10年未満だと失業手当の受給期間は3ヶ月で、10年以上20年未満だと4ヶ月です。今まで雇用保険を払ってきたので、どうせ辞めるなら失業手当は多くもらいたいと思っていました。

詳しく知りたい方はこちら。Q4参照
https://www.hellowork.mhlw.go.jp/help/question05.html

退職が遅れることで、新しい挑戦も後ろ倒しになるので、このトレードオフは悩みました。新しいことを始めるなら若い方がいいのではないか、他の人はそれぞれ天職を見つけてどんどん先に行っているのではないか、と。

心配性で保守的な考え方なので、結果的には失業手当が4ヶ月にのびる時期の退職としました。その方が納得感があり、メリットの方が多いと考えたからです。


③自社であり余る経験をし、入社前の目標を達成したから


入社前の学生気分をしっかり維持していた私の目標は、”海外出張に行くこと”と、”国内出張をたくさんすること”でした。会社負担でいろんな場所に行けるなんてお得じゃんという単純な気持ちから。

結果的に両方達成できました。海外出張ではザVIP待遇を受けさせてもらい、国内出張ではその土地の美味しいものを食べ、温泉があればつかって帰ってきてました。

他にも、取材を受けて会社のTwitterやwebマガジンにインタビューや写真が載ったりと評価される機会を受けられましたし、業務で花火大会や音楽フェス、災害地域へ行ったり、億単位の投資を行ったり、と大きい会社だからできる様々な経験ができました。

自分のキャパ的に十分な仕事を経験させてもらってもう思い残すことはないというのが率直な気持ちです。




以上3点が、退職理由~条件編~でした。

”お金”面の心配無いことが重視した理由だったように思います。また別のnoteで書きますが、今後興味ある分野の学び直しを行う予定で、そこにお金を出し渋るようなことはしたくなかったのです。

また、次の仕事が決まるまでの期間で、やりたいことがすぐに決まる保証がどこにもないこともあります。自分で探すしかなく、でもなかなか見つからない可能性もあるので、そこで焦って妥協しないようにしたかった。

次は退職理由~気持ち編~を書きますので、そちらもよろしければ。




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