2019/01 第107号「正像末の三時には 弥陀の本願ひろまれり」
お釈迦さまの説いた仏教のあり方がどう変わっていくか、三つの時代区分があるといわれています。諸説あるようですが、それは、仏さまの教え、悟りが正しく伝わっている「正法」の時代、形ばかりの教えや実践だけの「像法」の時代、そして、教えだけ存在する「末法」の時代とされています。正法と像法の時代は、お釈迦さまが亡くなられてしばらくで終わっていて、その後は末法の時代が長く続くとされています。もうすでに、親鸞さまの時代も含めて、今は仏教という教えだけが残る末法の時代になっています。さらに、