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きみたちと過ごす日々はここに

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娘が生まれた。息子も生まれた。ずんずん大きくなる。はやく元気に大きくなあれ、だけど、そんなにすぐに大きくならないで。眠いとき、イラッとしたとき、辛いとき、でもほとんどが、幸せで嬉…
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電車にのって夏祭りにいく

夏祭りに行った。わざわざ電車にのって。 行き先は、私が中学生まで住んでいた場所。電車で1…

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積極的“巻き込まれ力”のススメ

私は、オリンピックを見ない。 別に「オリンピックなんか見ないもんねーだ!」と思っているわ…

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ちゃんと英語をやらないと、そろそろやべえ気がする。

私はアメリカ人の夫と結婚し、6歳の娘と3歳の息子を育てている。住んでいるのは日本。子どもが…

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女の子と男の子、どっちも育てる母としてこの社会に思うこと。

女の子のお母さんになって見える世界お腹にいる子の性別が「女の子」だとわかったとき、私は喜…

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「ラプンツェルになりたい」娘の髪をとかしながら、母は泣く。

娘の髪の毛が、憎い。 この6年間、七五三の直後に一度切っただけのロングヘアは、すでに娘の…

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覚えておくことを諦めそうな私とあなたへ

「子育てはおもしろいから、たくさんメモしておいたらいいよ」 妊娠がわかったとき、ライター…

子どもたちの“好きな風景”が、よりよい未来をつくると信じて

「環境問題と子育ては、相性が悪い」と思った。 子どもを産んでみると、環境について考えるのが一気に難しくなった。毎日大量に捨てる紙おむつも、プラスチックのおもちゃも、疲れた夜の冷凍食品も。息を吐くように自然とゴミが出る。そんな環境で、子どもたちに「環境問題を考えよう」なんて言えるのか、と自問する。 同時に、子どもの寝顔は私に「よりよい未来」を切望させた。これからを生きるこの子たちに、どうすれば持続可能な社会を残してあげられる?どうすれば、環境問題を身近に捉えてくれるように育

母が「まだ生まれてないけど」と言う理由がわかった初夏の日

「まなちゃんが生まれたのは夜の9時だから、この時間はまだ生まれてないんだけどね」 記憶の…

残念な知らせに、娘は「わーい」と笑った。

子どもの喜ぶ顔が見たい。特に休日はそれだけを原動力に生きていると言っていい。どんなに大変…

息子には、自分の顔を好きになってほしい

娘が生まれたとき、正直ホッとした。「夫に似てよかった」と。 以前も書いたように、私はずっ…

私はいつまでキミの”バディ”でいられるんだろう

この春から、娘は新しい保育園に通っている。 娘はもともと人見知りなので、馴染むのに結構な…

友達になれそうだった人を失ってしまった話

「旦那さんアメリカ人? へえ、じゃあお子さんはハーフなんですね」 初対面の彼女は、私の名…

足の匂いを嗅ぐ日々は、尊さともどかしさが入り混じる

息子が生まれて早数ヶ月。いったい何をして過ごしていたのか?と聞かれれば「足の匂いを嗅いで…

「書けないこと」について書いておく

文章が書けない。イケてるフレーズも、適切な単語も出てこないし、伝わりやすい構成なんて考えることすらできない。 ライターなのに、曲がりなりにも「書くこと」を生業にしているはずなのに、私は書けなくなってしまった。 それもこれも、私の胎内に命を宿し、私の食べたものを食らい、私が生み出した血液をこれでもかと持っていく胎児のせいだ。そうなのだ、そう思いたい。 お腹の大切な子どもに自分の能力が低い責任をなすりつけているような気がしていたのだけど、「なんだかうまく書けなくて…」と相談