マガジンのカバー画像

きみたちと過ごす日々はここに

49
娘が生まれた。息子も生まれた。ずんずん大きくなる。はやく元気に大きくなあれ、だけど、そんなにすぐに大きくならないで。眠いとき、イラッとしたとき、辛いとき、でもほとんどが、幸せで嬉… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

女の子と男の子、どっちも育てる母としてこの社会に思うこと。

女の子のお母さんになって見える世界お腹にいる子の性別が「女の子」だとわかったとき、私は喜…

49

「ラプンツェルになりたい」娘の髪をとかしながら、母は泣く。

娘の髪の毛が、憎い。 この6年間、七五三の直後に一度切っただけのロングヘアは、すでに娘の…

37

覚えておくことを諦めそうな私とあなたへ

「子育てはおもしろいから、たくさんメモしておいたらいいよ」 妊娠がわかったとき、ライター…

15

子どもたちの“好きな風景”が、よりよい未来をつくると信じて

「環境問題と子育ては、相性が悪い」と思った。 子どもを産んでみると、環境について考えるの…

25

母が「まだ生まれてないけど」と言う理由がわかった初夏の日

「まなちゃんが生まれたのは夜の9時だから、この時間はまだ生まれてないんだけどね」 記憶の…

42

残念な知らせに、娘は「わーい」と笑った。

子どもの喜ぶ顔が見たい。特に休日はそれだけを原動力に生きていると言っていい。どんなに大変…

息子には、自分の顔を好きになってほしい

娘が生まれたとき、正直ホッとした。「夫に似てよかった」と。 以前も書いたように、私はずっと腫れぼったい奥二重がコンプレックスで、母や妹のようなパッチリ二重になれえ……とアイプチを駆使していたことがある(ならなかった)。それだけじゃない。飛び出た耳も、ふっくら頬も、小さなそばかすも、全部好きじゃなかった。 けれど、それももう昔の話。好きってわけじゃないけれど、奥二重の目だって、少し前に飛び出た耳だって、まあいいか。これが私の顔なんだ、と今は受け入れている。それは単に年齢を重

私はいつまでキミの”バディ”でいられるんだろう

この春から、娘は新しい保育園に通っている。 娘はもともと人見知りなので、馴染むのに結構な…

友達になれそうだった人を失ってしまった話

「旦那さんアメリカ人? へえ、じゃあお子さんはハーフなんですね」 初対面の彼女は、私の名…

足の匂いを嗅ぐ日々は、尊さともどかしさが入り混じる

息子が生まれて早数ヶ月。いったい何をして過ごしていたのか?と聞かれれば「足の匂いを嗅いで…

【英語で子育て】2歳。出てくるのは英語?日本語?

娘のおしゃべりが、だいぶ形になってきた。 ただの音だったものが単語になり、それらが組み合…

「書けないこと」について書いておく

文章が書けない。イケてるフレーズも、適切な単語も出てこないし、伝わりやすい構成なんて考え…

まだ「かんぱい」と、言えないで

「ぱい」 嬉しそうに牛乳の入ったコップを持ち上げる2歳児。私が乾杯するまでは、絶対に腕を…

133

イヤイヤ期を恐れる私に「すばらしい」と言ってくれた人のこと

子どもって気に食わないことがあると、本当に床に寝転んで泣くんだ…と思った。娘、2歳。いわゆる「イヤイヤ期」の真っ只中である。 朝起きたらまず朝食を食べる。ずっとそうしてきたはずなのに、その日は朝一番にパズルがやりたいと泣き叫んだ。そうなってから「わかった、パズルしていいから」と言っても後の祭りだ。もうパズルもしたくないし、朝ごはんも食べたくない。 これ食べる?No! じゃあこれは?No! 食べたら遊ぼう?No!!!! 床に寝転び泣いて、スプーンを投げ、ついには温厚な夫を