おっちー

2007年にPMPを取得。2020年11月には認定スクラムマスター取得。外資系IT企業…

おっちー

2007年にPMPを取得。2020年11月には認定スクラムマスター取得。外資系IT企業を辞めた後、今は一人会社でコンサルやPMOやってます。 先日PMBOK第7版英語版を入手したので、ぼちぼち読みたいと思います!←全然進んでません。。そう言ってるうちに日本語版が!

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  • Women in Agile

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    Women in Agile (ウィメン・イン・アジャイル) のマガジン。主にIT業界におけるジェンダー平等について、ちょっとした違和感を見つけるきっかけに。

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noteはじめました。その理由。

はじめまして。おっちーと申します。IT業界で、もう30年近く働いております。専門はプロジェクト管理です。テストや品質管理も得意です。よろしくお願いいたします。 これまでnoteのことは横目で見ておったのですが、今朝思い立ち!新規登録いたしました。その理由は。 PMBOK第7版昨日のことです。思い出したのです。昨年PMPの更新をしたので、PMI本部の会員だということを。。。 ということは!PMBOK第7版(英語)が無料ダウンロードできるということを!! で、ダウンロードした

    • スクラムマスターとは、人を幸せにする仕事なのです。マジで。

      ヤバい本を読んでしまった。 このお盆休みは時間があったので、積読を2冊消化したのだが、そのうちの1冊のことだ。今日は、この本を読んで気づいたことをまとめておこうと思う。 その前に。この本は、「データの見えざる手」という本の続刊なのだが、先にそちらの話を少ししておこう。 この本では、腕の動きを加速度センサで計測し記録するウェアラブルセンサにより判明した、人間の行動と生産性や幸せとの関連について書かれている。それによると、 一日の総活動量と帯域は決まっている。 幸せはウェ

      • プログラムマネジメントって何?という疑問にちょっとだけ答えます

        先日、RSGT2022に参加しました!初参加かつリモート(仕事があったので、大半がラジオ状態ですが。。)だったのですが、その熱気に圧倒されました。大変楽しゅうございました。 さて、そのRSGT2022のキーノートで、プログラムマネジメントの話が出ておりました。参加者の皆様の中には、初めて聞いた!という方もいらっしゃったのではないかと推察します。今日はPMIのプログラムマネジメント標準を元に、プログラムマネジメントってなんのこっちゃ?という話をしたいと思います。 裏表紙にこ

        • 私が思う、女性活躍のこれまでとこれから。

          このエントリは、Reginal Scrum Gathering Tokyo 2022(以下RSGT2022)のアドヴェントカレンダー19日目の記事になります。 RSGT2022の『Night Sessions』に、私が所属するWomen in Agile(以下WiA)も参加させていただくことになりました。 そこで、私の自己紹介を兼ねて、女性を取り巻く労働環境30年を振り返り、私がWiAへ託す想いを語ろうと思います。 今の私は、こんな人。フリーランスで色々な企業や大型プロジ

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          PMBOK 7th:標準⑤システム思考と⑥リーダーシップ:⑥はぜひすべての人に読んでほしい!

          前回から少し時間が経ってしまいました。ちょっと本業が立て込んでおりまして(汗)先日も久々に、電車に乗り出勤してきました。疲れました(笑 さて、マネジメント標準もやっと半分まできました。システム思考と聞いて、ワインバーグ氏の本を思い出したのですけど、そういう話ではなく(いや全く別物というわけでもないか)、プロジェクトやタスクを全体システムとして考えようね、という話でした。 リーダーシップは、これまた読んでてワインバーグ氏の本を思い出したのですが、リーダーシップは役割や肩書に

          PMBOK 7th:標準⑤システム思考と⑥リーダーシップ:⑥はぜひすべての人に読んでほしい!

          PMBOK 7th:標準3章:③ステークホルダーは従来通り、②チームと④価値は、やっぱりアジャイルに傾斜。

          今日はPrinciplesの2「チーム」から始めます。概ね、一つの原則が3ページ程度。一度に2つ~3つくらいずつ読んでいこうかと思っています。 →そう思って3つ頑張ったら、すごく時間がかかってしまった。。 3番目のステークホルダーについては、書いてあることが旧版のステークホルダー・マネジメントの内容なので、詳細な訳は飛ばしています。 ②チームと④価値については、アジャイルの思想の方に傾いてると思いました。 PMBOK第6版には、9.4章に「チームの育成」というプロセスがあ

          PMBOK 7th:標準3章:③ステークホルダーは従来通り、②チームと④価値は、やっぱりアジャイルに傾斜。

          PMBOK 7th:標準3章:冒頭説明と原則①PMBOKのスクラムガイド化と、スチュワードシップの守備範囲の広さ。

          さて、やっと本題の「原則(Principles)」に入ります。 3章は冒頭に原則[principles]の説明があり、その後に12のセクションにそれぞれの原則が書かれています。今日は最初の原則「スチュワードシップ」まで読んでいます。 スチュワードシップと聞けば、サーバント・リーダーシップの話だと思うじゃないですか。でも読んでいくと、なんかSDGsとかグローバル環境まで話が広がってしまっています。 そういえば3.6章にはリーダーシップの章があって、3.1章とどう書き分けられて

          PMBOK 7th:標準3章:冒頭説明と原則①PMBOKのスクラムガイド化と、スチュワードシップの守備範囲の広さ。

          PMBOK 7th 標準2章【後編】:2章はどうやら、超ザックリしたフレームワークの説明であるらしい。

          今日も、標準の2章の続きです。2.3章から始めます。 昨日の先頭で、この章に書かれていることは「プロジェクトの機能」(project functions)って書いたんですけど、今日よく2.3章を読んだら、機能じゃなくて役割なんですね。。。大変失礼いたしました。 前回と今回で、どこの話をしてるのか?を少しまとめてみました(ひょっとして、読み違いがあるかもしれないですが)。緑が前回、オレンジが今回です。 どうやら、2章でこのフレームワークの説明をして、3章でこれを管理する行動原

          PMBOK 7th 標準2章【後編】:2章はどうやら、超ザックリしたフレームワークの説明であるらしい。

          PMBOK 7th 標準2章【前編】:価値を届けるシステム[A System for Value Delivery]

          今日は、プロジェクトマネジメント標準の第2章を読みます。2章は5つのセクションから構成されていますが、全部一気に読めるか不安なので、いくつかに分けて投稿します。 この章では、価値のデリバリ[value delivery]、ガバナンス、プロジェクトの機能、プロジェクトの環境、プロダクトマネジメントに関する情報が提供されますが、今回はそのうち2.2章のガバナンスまでです。 2.1 価値を作り出す[CREATING VALUE]プロジェクトは大きなシステム、例えば政府機関や、団体

          PMBOK 7th 標準2章【前編】:価値を届けるシステム[A System for Value Delivery]

          PMBOK 7th マネジメント標準のイントロを読む:目的、定義、想定読者

          こんにちは。今日もPMBOK第7版を読んでいきます。 今日はPMBOK Guideの前半、プロジェクトマネジメント標準のイントロ部分です。用語の定義があるので、PMがどんな定義になってるか?注目です! ※PMBOK第7版はプロジェクトマネジメント標準とPMBOKで構成されており、標準の方から始まります。 1.1 プロジェクトマネジメント標準の目的プロジェクトマネジメント標準は、プロジェクト管理を理解するための基礎と、意図した成果物を生成する方法を提供します。 この標準は、業

          PMBOK 7th マネジメント標準のイントロを読む:目的、定義、想定読者

          PMBOK第7版の序文を読んだら、変更点とその理由が判ったけど、すごくもやもやしてる。

          昨日、「PMBOK」第7版の序文を読んだ内容を投稿しました。 これまでのプロセス群からなる構成をガラガラポンしたんですけど、それは判るんですけど…。ちょっと色々考えてしまったことを書きます。 これって、プロジェクト管理なの?これまで私たちPMPは、「PMBOK」の伝えるところの「グッドプラクティス」を理解し、活用することでプロジェクトを成功に導こうとしていました。 ベースとなるのは、一連の規定されたプロセス群であり、PDCAでした。 でも今後は、そうではないと第7版は言って

          PMBOK第7版の序文を読んだら、変更点とその理由が判ったけど、すごくもやもやしてる。

          PMBOK Guide第7版:序文:これまでとこれから。

          PMBOK第7版。序文から始めましょう。 そこに書いてあるのは、「PMBOK」の改版サマリーと、なぜ今回このような形になったのか?でした。 (本来はPMBOK Guideと呼ばねばなりません。いったん、第7版全体をカギかっこ付き「PMBOK」と書いています。PMBOKまたはプロジェクトマネジメント標準を個別に示す際は、地の文のまま書きます。) ※以下、本文とは記載順を変えてお送りします。また、全部を訳してるわけでなく、途中を省いたり意訳したりしております。日本語版が出たら、

          PMBOK Guide第7版:序文:これまでとこれから。