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「軸」のある人は強い。

うまく行かないことによる葛藤を抱き、悩み抜いた末、「自分はこれを大事にして生きるんだ」と言う軸のようなものにたどり着いた人は強い、と私は思っている。

同じ様にうまく行かないことで悩んでいる人に、そっと寄り添い、そのモヤモヤを理解することが出来る。

自信満々で器用に生きている人には、あまり惹かれない。

ダメになって、考えて、考えて抜いて、また立ち上がった人にこそ、とてつもない魅力を感じる。

借りてきたやり方じゃなくて、自分のままの言葉で語る人も好きで、応援したくなる。そんな人に自分もなりたいなと思う。

中学生の子供のテスト勉強を手伝う日々が終わった。母の焦りをよそに本人は、休憩だ、などと言ってはTikTokをのんびりと眺め、ケラケラと笑っていたりした。

このときばかりは、スマホと言う電子機器は私の敵と化す。

そんなときに私が極力穏やかに声を掛けると、100倍返しで中二病の言葉のシャワーが降り注いで来る。傘もささない私に、その言葉たちがボタボタと当たる。

………6秒待て、私。ここでイラッとしてしまったら負けなのだ。

今までこの6秒を何度積み上げて来たことだろう。

これは私の忍耐力を押し上げるための修行だ。この子と同じ土俵に立ってはいけない。この子は疲れているのだ、落ち着こう。と、noteを書きながらなんとか自分を収め、冷静な母を演じた数日間だった。

毎回寿命が縮む思いをするけど、忍耐力レベルが気持ち程度でもアップしたと思い込む。

noteを書くことで、今回もまた救われた。
ありがとうnote。そして、読んで下さった皆さま。


記事を読んでいただきありがとうございます☺️これからも真摯に文章を書くことを追求して行きます。よろしくお願いいたします!