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薬剤師と公認心理師のダブル国家資格持ち。他に、臨床心理士、臨床動作士、認定心理士などの…

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薬剤師と公認心理師のダブル国家資格持ち。他に、臨床心理士、臨床動作士、認定心理士などの認定資格有り。現在、総合病院勤務。もうすぐ定年を迎えるにあたり、今の仕事に至るまで、今の仕事についての展望などまとめていきます。

最近の記事

行方不明の時間

    • ミステリと言う勿れ

       ティーバを入れてからよくドラマを見る。今期、フジテレビ月9の「ミステリと言う勿れ」が一番の楽しみ。  各話にスペシャルゲストがでるのですが、第4話の爆弾魔役の柄本佑がすごかったあ。  たまたま月刊フラワーズを読んでいて、妙にひかれる漫画だった。これを機に漫画全巻購入。やたらに言葉が多い作品だけれど、嫌観なく、言葉の多さが淡々と物語に迫ってくる。  もちろん主題歌も好き。2月28日から配信。  総合病院の心理の仕事のつづき。  興味を持っていただく先生がいるいないで

      • ゴスペル

         声が出にくいなと思って、知人を辿ってボイストレーニングをした。その先生がゴスペルを教えているということで、チームに参加。みんなで声を重ねるということが気持ちよかった。コロナになってからお休み。いつもゴスペルを聴いていたのに、最近ではほとんど聞かず。  そんな時、15分ボイトレがあると知ったので、参加した。zoom。zoomで歌うのは好きじゃなかったけど、楽しかった。 声がみるみる変わっていくのがわかった。楽しい。面白い。  ここ最近、気持ちが下がることばかりだったけれど、

        • 再び Presence 

           連続投稿していたところ、急に入院患者さんへの依頼が増え、コロナ病棟にも入ったり、バタバタしていた。そのうちに大事件。新しい〇〇センターができるため、今の臨床心理室がなくなり、場所がないという理由で、狭い部屋に移動となりそうという事柄が勃発。全く何の相談もなく、決定されていきそう。定年一年前に、やめてくれよと思う。私の25年の仕事は、ほんの一瞬の事柄で、ガラガラと崩れていくものだった。眠れなくなり、やる気もなくなった。まあ、不採算部門なので、致し方ありません。  日々、仕事を

        行方不明の時間

          第3回soul of どんと 2005

           基本的にライヴはめちゃくちゃ楽しむ。このライヴは、悲しいという気持ちが強かった。その時のブログに「ボ・ガンボスは、「過去」のものなんだと今更ながらに確信しました。シャープで骨太なリズム、その上に、どんとのふわふわで、極彩色で、猥雑で、煩悩いっぱいのメロディー・詩が重なり、kyOnのアレンジ。そんな贅沢なバンドは、もうこの世に存在しない。  悲しくて切ない・・・「過去」と「現在」を私の中で区別できるshowでした。過去を確認することが、これほど現在を認知しなおす助けになるとは

          第3回soul of どんと 2005

          視点

           今の職場に来た当初、小児科の面接を一件引継ぎを受けた。かつて家庭な不和で、おなかが痛いというのが主訴だったと思う。私が面接を引き継ぎ、「何が問題なんだろう」を探索しながら面接した。  症状もないし、学校に行ってるし、彼女自身には問題が見当たらない。あえて言うなら、母親と祖母の諍いは変わらないところ。このことは、彼女には直接関係ない。どこを問題として捉えるかで、物事はだまし絵のように全く違った世界を描く。彼女との面接は、数回で終了した。  いろいろな人からの影響を受けている

          魚ごっこ

           今の病院に移り、お給料も上がり、落ち着いて仕事ができるようになった。そういえば、KyOnさん何してるんだろうなと思い、Crazy Fingersを発見。丁度はじめてのライヴがボトムラインであるので行った。  バンドメンバー全部keyっていうのも凄かった。  アンコールには「魚ごっこ」どんとが舞台袖から飛び出してきたんじゃないかっていう勢い。  めでたく追っかけにデビュー。音楽がまたすごく好き生活が始まった。  新しい職場では、最初は非常勤。半分は薬剤師として働き、もう半

          魚ごっこ

          やれやれ…

           せっかく名古屋記念病院に入れましたが、私を入れてくれた副院長は失脚。私立の病院なので経費削減ということで、常勤職から非常勤職へ代われと言われたので辞めることにした。その頃、総合病院で心理職が常勤でいるというのは珍しく、経営陣から必要でなしと思われていたということ。必要性を認めてもらえなかった私の力不足。(数年後に緩和ケアで心理職がいた方が良いという厚労省の方針が出て常勤の心理士が入職した。)  各科所属の非常勤心理士を何人か置くより、数名の心理士を置いていろいろな科からの依

          やれやれ…

          鷺娘

           名古屋記念病院の福利厚生で自分たちで企画した催しに予算を付けてくれるというものがあった。  そこで、御園座の坂東玉三郎丈の鷺娘がかかる公演を企画した。看護師さん、ケースワーカーさん、ほかの職種の方も参加。  団体チケット購入して、東寿司でチラシを注文し、お土産に鷺娘のテレホンカードをつけるという豪華さ♪ 一人で歌舞伎を見に行くのも楽しいですけど、皆で観に行くのも楽しかった🌈  興奮冷めやらないまま、ヒルトンへお茶しに行ったところ、中村勘三郎(当時は勘九郎)丈がいらっしゃっ

          鷺娘

          わたなべ まさこ

           私の読書人生に拍車をかけたのは漫画。小学校に入る前から、週刊マーガレット買ってもらい、かなり読み込んでいた。当時、「わたなべまさこ」の作品がたくさんあり、最初に好きになった漫画家だった。キラキラした世界だった。  漢字は漫画で覚えた。漢字がわかるようになると本を読むことに没頭した。  私がなぜ心理の仕事を続けているのか。初めての出会いがそうさせている。20代後半の女性。癌末期で、痛みのコントロールがつかない人への関わりを依頼された。ほとんど心理面接のイロハもわからず、常に

          わたなべ まさこ

          Vinyl

          意図するなよ この身など 博打だろ 清々するぜ 激動、時代の坩堝へ 飛び込んでゆくだけさ  King GnuのファーストアルバムでこのVinylが一番好き。  やさぐれた感じ。やってしまえばいい。時々挑発したくなる。  病院に心理として勤務しだして以来、隙間、狭間の中にずっといた。 薬剤師と心理士。両方がすっきり溶け込まない感じ。心理で勤務し始めた最初のころは、心理としての経験が少ないからだろうなと思っていたが、どうも、そうではないらしいことが分かった。  一番大きい出来

          満月の夕

           心理として働き始めてからしばらくして、阪神淡路大震災。昼過ぎからテレビで流れる震災の状況に、圧倒された。私は何もできない。祈るしかなかった。  名古屋記念病院で心理の仕事をスタートさせたのは幸運だった。月に一、二度、精神科の医師が病棟の患者さんのために来ていた。その先生が、精神分析の大家の先生だった。一年ほど、その先生の面接に陪席させていただいた。その際の先生の迫力、患者さんへ向かう姿勢の強さ、覚悟をしっかり観せていただいた。  ケースワーカーの上司の元へ、様々な科の医師

          満月の夕

          Shepherd Moons

           心理士として働き始めた時にはライヴに行くわけではなく、New Age Music的なものをよく聴いていた。(音楽を聴かないという選択肢はなかった。)エンヤ よく聴いていた。  ケースワーカーの上司からよく言われたことは、「自分は何をする人なのか」をしっかり説明できるようにすること。多分、どの仕事でもそうだろう。自分は何をする人なのかをきちんと提示することは大事。職場でも初めての職種。心理士といっても、精神科、小児科などの特定の科に属している心理士がほとんどの時代。総合病院

          Shepherd Moons

          ダイナマイトに火をつけろ

           こんな社会に唾を吐き  ダイナマイトに火をつけろ  1月28日はどんとの命日。2000年に亡くなっている。もう22年。どんとと同じ時代をゆっくりと生きていけると思っていたけれど、どんとは駆け抜けていってしまった。  この曲聴くと、血湧き肉躍る。進もうという気になる。  心理学部3、4年次。大学院修士課程修了。その先どうするかなんて考えてもいなかった。  大学院に入るときに健康診断をお願いしたお医者さんが、当時名古屋記念病院の副院長。薬剤師で心理をやったなら病院で何かでき

          ダイナマイトに火をつけろ

          familia

          湧いては弾ける命か 海から揚げられた遺体はいつかの俺の姿か 息継ぎの仕方さえ忘れた  millennium paradeの曲だけれど、井口理のボーカル。「ヤクザと家族」の主題歌。  いろいろな言葉が散りばめられている。ダイスキ。  心理の大学の頃は、息継ぎの仕方を学んでいたなあ。 #公認心理師 #臨床心理士 #薬剤師 #総合病院の心理 #薬剤師のコミュニケーション #私の仕事

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          訓練キャンプ まとめ

          (写真:梅が枝餅 やすらぎ荘に集合する最寄りの駅の小さな売店に売っていた。やすらぎ荘は、車がないとどこへも行けない場所。駅の小さな売店の梅が枝餅が妙に印象に残っている。)  2回目の訓練キャンプもやすらぎ荘でした。あんな苦しい想いしたなら止めればいいのに、何が起こっているのか知りたくて二度目。  結局自分の無力を知り、トレーニーの子供の力強さをまざまざと目の当たりにするという日々。  3回目のキャンプは愛知県。愛知のキャンプに参加した時に、私が二度もやすらぎ荘に行ってるから

          訓練キャンプ まとめ