視点
今の職場に来た当初、小児科の面接を一件引継ぎを受けた。かつて家庭な不和で、おなかが痛いというのが主訴だったと思う。私が面接を引き継ぎ、「何が問題なんだろう」を探索しながら面接した。
症状もないし、学校に行ってるし、彼女自身には問題が見当たらない。あえて言うなら、母親と祖母の諍いは変わらないところ。このことは、彼女には直接関係ない。どこを問題として捉えるかで、物事はだまし絵のように全く違った世界を描く。彼女との面接は、数回で終了した。
いろいろな人からの影響を受けている。宮田敬一先生にも影響を受けた。(以前お話しした訓練キャンプの初めのスーパーバイザーだった)折に触れて、声をかけてもらった。ブリーフサイコセラピー学会の立上げの際、スタッフをさせていただき、とても楽しかったし、かなり刺激を受けた。
(つづく)
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