Shepherd Moons
心理士として働き始めた時にはライヴに行くわけではなく、New Age Music的なものをよく聴いていた。(音楽を聴かないという選択肢はなかった。)エンヤ よく聴いていた。
ケースワーカーの上司からよく言われたことは、「自分は何をする人なのか」をしっかり説明できるようにすること。多分、どの仕事でもそうだろう。自分は何をする人なのかをきちんと提示することは大事。職場でも初めての職種。心理士といっても、精神科、小児科などの特定の科に属している心理士がほとんどの時代。総合病院の心理として何をするのか、何ができるのかを考える毎日だった。
自分の中で、特定の科に属する職種であることに抵抗があった。医師とも違う、薬剤師とも違う、心理として独立して仕事をしたいという気持ちが強かった。総合病院で雇ってくれたので、迷わなかった。
「自分は何をする人なのか」を考え、構築していくのは大変だった。私の中では常に、今でも、「私は何をする人なのか」とずっとこころに置いている。
(つづく)
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