あさりの酒蒸しは「お互い以心伝心している」件について
こんにちは。深夜の電車のホームで寒さが身に沁みるまむおです。
本業の仕事上、帰宅は夜中になるのでマフラーと手袋は欠かせません。正直、毛糸の帽子を被りたい日々です。
さて、今回は「あさりの酒蒸し」です。
酒のツマミにもってこいの一品ですよね。日本酒や焼酎、何でも合います。
しかし、作るのは簡単でありながら「奥深い代物」です。
何か、人間関係の縮図のような感じがする料理です。あさりと日本酒のやり取りが聞こえてくる気がします。そのように感じませんか?
今回、あさりの酒蒸しにおける「お互い以心伝心している」件について、詳しくお伝えしていきます。
「あさりさん」の見えない本性が素敵
私は、根っから「貝」が好きです。
あさりさん「なかなか本性を現さない、ウラハラの境地」が魅力的です。「全て分かっている人」よりは「知らないグレーゾーンがある人」は、なにか惹きつける「魔力」を感じますよね。
「貝」はその傾向が強いといえます。一体、本性はどんなヤツなのか。それを探りながら、アプローチする人間関係のように映し出されます。
ホッキやツブ、シジミ、今回のあさりさんなど、貝には沢山の種類がありますが、酒蒸しはやはり「あさりさん一択!」です。
あさりさん、外見は個性豊かであるように見えますが、案外シャイで本音を出さない方です。
平常心を保ってるときは、しっかりとした振る舞いをしているので「さすがアサリさん!」と言われるでしょう。
若干控え目で謙虚、周りのことにも気がつく点が、仕事上でも信頼される要因です。
ただ、あさりさんは、本来の自分を出すのが苦手です。周りに気を使うがあまり、心の奥に溜めてしまうことが多いでしょう。本当の自分はこんなんじゃないのに…。
その時に登場するのは、日本酒くんです。
特徴的なのは、色々な味を備えた人間性です。タイプによっても異なりますが、甘く寄り添える方もいれば、キリッとした口調で協力者になる方もいらっしゃるでしょう。
そんな雰囲気を作れる日本酒くんの前では、あさりさんも自分の心を開いてしまうのです。普段は言わないことでも、安心して語り出してしまう。
人間模様の縮図ともいえる関係ですよね。
このような関係があると、お互い円満に過ごすことができます。
そして、お互い以心伝心しながら、お互いの良さを語り合う。
それが、あさりの酒蒸しに込められた「出汁のカタチ」でしょう。
この二人の相性は良いので「末永くお幸せに!」と伝えてあげたくなる関係ですね。
あさりの酒蒸しを作る!!
それでは、あさりの酒蒸しの作り方です。
至って簡単なので、すぐに出来上がります。一品料理にどうぞ。
これだけです。本当に楽ですね。二人の存在にありがたや〜
<作り方>
1:あさりをよく水洗いして、ボールに入れて砂出しを行う
2:砂出しが終わったら、フライパンに日本酒を適量入れる
3:その後、あさりを投入
4:蓋をしてグツグツする
5:あさりが開いてきたら完成
あさりと日本酒のコラボが最高!酒のツマミにふさわしい味。
これだから手が止められない旨さ。
本当にあさりさんと日本酒くんはお互いの良いところが分かち合える存在。こんな関係、素敵ですね。
ちなみに娘は幼い頃から「あさりの酒蒸し」が大好きです。
娘が小3の時、好きな食べ物を「あさりの酒蒸し」だと作文に書く始末です。小学生とは思えない渋い文章内容で、担任の先生の返答を困らせていました。
担任の先生いわく、
「大人の味を知っているんですね。先生も好きですよ!」
そのようにコメントされていました。先生、本当に申し訳ない…
我が家でも気軽に作れ、おかずの一品になるので重宝しています。
娘と家内は、喜んで食べ尽くす面白い家族です。
あさりの酒蒸しは人情味あふれる一品
今回は、あさりの酒蒸しの「お互いが以心伝心している件」についてお伝えしました。
「あさりさん」と「日本酒くん」の結末は如何に…
目が離せない間柄です。見守っていきたいですね。
最後までお読み頂きありがとうこざいました。
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