雀百まで踊り忘れず【100日間エッセイチャレンジ】
雀百まで踊り忘れず。
幼い頃に身に付いた癖や習慣は、年を取っても抜けないものであることを示す言い回しである。
同じような言葉として、
「三つ子の魂百まで」
もあるが、こちらの方がよく使われているかもしれない。
そういえば、最近とんと雀を見なくなった気がする。
今幼稚園児の息子が小学校に進学した後にこの言葉を教えても、
「すずめって何?」
と言われてしまう恐怖さえあるが、雀をそれなりに見たことがある私でも、飛び回る雀を踊っていると思ったことはないし、そもそも雀が百まで生きるわ