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アウトプットの精度は5割で十分

こんにちは、まみです。前回、コロナ後社会の雇用形態はジョブ型に移行していくので、その流れを先取りしてくださいとお伝えしました。

今回はそのために何をするのかをお伝えします。

自分の視点を宝に業務をこなす

ところでなんでジョブ型って必要なのでしょうか?今までみたいに雇用を守ってみんなで成長しようじゃだめなの?というお話ですが、下記2点により却下させていただきます。

1. 専門性の高い人材を登用するため
2. イノベーションには多様性が必要なため⇒人材の流動性を重視しなければいけない

今まで、発達障害者の困りごとに「仕事が続かない」がよくありました。かく言う私もしかり。良いですか?何度でもお伝えします。「仕事を続ける」ことに何の価値もありません。大切なのは、「業務内で何をやるか」なんです。与えられたToDoをこなすことから始めるのはみんな同じですが、これがうまくいかないケースが結構あったりするのではないでしょうか。それはそうでしょうね。だってそのフロー、発達障害者の視点、ちゃんと入ってますか?入ってないケースが多いですよね。そういったときに何をするかが大切。従来のやり方をしっかりこなそうとする努力はその場しのぎでやっておいてください。やってほしいことはそんなことじゃない。「解決策を自分の視点で見つける」なんですよ。大きなことであれば会社を巻き込むことになるので、スケジュールを立てる、企画書を書くなどやってプレゼンしてみてください。私のようにそういうのがほんとにめんどくさくてできない人であれば、現在あるリソースで、私のケースはExcelとAccessを0から学んで効率化ツールを作って見せてあげました。(あくまで上から(笑))

こういうのは自分を救うことにもなりますが、会社にとってもプラスなんですよね。こういうことがダイバーシティを推進する理由なんですよ。だから、卑屈になる必要はないのです。新しい視点を否定する組織なのであれば、辞めてしまいましょう。そんな会社に未来はない、というより絶対に合わないです。繰り返しますが、続けることに何の価値もない時代が来ます。

そんなこんなを繰り返していくうちにスキルが身についていくわけなのですよね。さて、ポジティブに転職しましょう!私のケースで説明すると、私が転職するときに考えたのは、ITスキルが身についたので、合わない事務を捨てて、数値分析してみたかったので、データ分析できる仕事に転職しました。ここがポイント。転職の際には得意な領域とチャレンジしたい領域を組み合わせてください。それがスキルを広げていくということです。そうやってできることを増やしていくことで、得意な部分がより浮彫になる=スペシャリストになっていくということになります。

アウトプットが自分の居場所を作る

そういう不満やつまづきはないけど、何をしていいかわからないとおっしゃるそこのあなた。そんなあなたにはこれしかない。ズバリ仕事は先読みです!何を上が求めているかを先に知ってしまい、主導権をにぎってください。いやぁ、やってほしいことがわからないのがこの障害の特性なんだよね…と思った方、お忘れですか?私はその特性をバッチリ持ち合わせています。そんな私が断言しますが、やれますよ。だって気持ちを読む必要はまるでないんですから。先読みするためにはとにかくスペシャリストになることが必要なのです。経営者が知りたいことは大体似たようなことです。もしそこも不安で…ということであればMBAを履修するなり経営のノウハウ本を読んでもよいですが、参考にしかなりません。当たって砕けて、パターンを見つけてほしいなと思っています。良いですか?パターンの発見をするためのチャレンジです。そこを邪険にする上司なら、転職しちゃってもよいかもしれませんね。でも、私の経験上、こちらが色んなチャレンジをしているのを押さえつける人はそこまでいないですよ。もちろん全てが通るわけじゃないけどその努力は認めてくれます。まずは何かしらのアウトプットを見せたときに「この視点で作ってくれない?」と発展することがありますので、是非そこにはしがみついてくださいね。これって自分の居心地の良い場所につながると思いませんか?大切なのは、まずはアウトプットを出してみること。5割の完成度でいいのです。だってどうせ他の人の意見が入って改修が入るのですから。

どうですか?私は発達障害、特に大人になって発見に至った方はその経歴から、誰かの期待に応えたくなる人が多いのかなと思います。でも誰かの期待に応えるということは、言われたことを適切にこなすことではありません。是非、つまづいたときにどう動くのかをしっかり自己評価して、その経験を糧に仕事を先取りして自分の環境を整えてください。

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