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uedanokarimero
2月22日 ユーモアしか、いらない.
世間で必要なものは、ユーモアだけなのかもしれない.
ユーモアとは、
他人を許し、
そして自身もまあ、ベストを尽くす瞬間瞬間を生きてはいるが、失敗は当然するので、それに言い訳はせず、時には露悪的に笑い話にし、
当て擦りを憎み、滑稽を偏愛し、
痩せ我慢はするけれど、仕切れない自分を痛感し、
できるだけ愉快に日々を過ごしながら、
この世を愛してこの世を去って行こう、という姿勢でいることだ、と
思っている。
なぜならおかしみというのは、表面的な論理を、安易な判定を、場から静かに排除していくものだからだ.
引用した文章は、高橋秀実さんの「からくり民主主義」の解説として2002年に村上さんが書かれたものだ.
自分の意見以外の意見を持った人は、端的に面倒なものである.
だが、それを我慢しなければならない、というのが、多民族の寄り合い国家であったアメリカの倫理であり、そこから本音のギリギリの手段として生まれたのが、民主主義なのだろう.
日本ではそれを自分で産むというよりは輸入して使用している.なのでどうしてもその生まれた理由に心が至らない.これは仕方がないことだろう.
だが本当に自身に必要なものとして向き合うことがあれば初めて、接木からおずおずと根が生えてくることも、あるのだろう、とも思っている.
(ユーモアを持って、余裕を持って生きたいものです)
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