見出し画像

仕事で自分が役に立ててないと思ったときの考え方


役に立てていない自分に嫌気がさす

目の前の仕事が上の空になり、失敗してしまったことが脳裏をよぎる。
仕事で役に立てていない自分への不満や不安が押し寄せてきて委縮してしまい、コミュニケーションもぎこちなくなる。
質問されただけなのに、まるで怒られたかのように体が反応してしまう。

それによって
さらにミスをしてしまう。
こうなると、みんなから「役立たず」だとレッテルを貼られているような気分になる。

自分に嫌気がさす人は、向上心のかたまり

・向上心があるからこそ「できる人」と思われたい
・向上心があるからこそ「自分に嫌気がさしてしまう」
・向上心があるからこそ「自分は役立たず」だと思ってしまう
(向上心とは)
自分自身の成長に向かって、努力する姿勢。
成長するには、何らかの行動が必要。向上心を持つ人は、現状の自分に満足せず、常に高みを目指す。

役に立てていないと感じる理由

向上心がある人は、一歩間違うと自分を追い込んでしまう。

「あれもやらなければ」「これもやらないと」
「これは自分がやることだ」「もっともっとやらないと」
「このままだとダメだ」「これをやらなかった自分は…」
「気がつけなかった自分は…」「ここまでやらなきゃいけないのに」

あれもこれも手を広げすぎて
気づいたら何に手をつけていいかわからなくなる。
結果、すべて中途半端…

「全部完璧にこなさなければ」という自己暗示
頭と身体をフルに稼働させて「自分の力以上のこと」を求めて生きている。
できなかった自分に落胆し、役に立てていないと感じてしまう。

自分のありのままを出すことだけを考える

自分の力以上の結果を求めすぎてはいないだろうか?
「ここまでにしよう」と踏ん切りをつけることも大切

頑張って背伸びしたり120%を求めてしまうと結果は出ない。
だって100%超えたら到着点なんてないんだから。

誰だ?120%なんて場所つくった人

火事場の馬鹿力で頑張って、背伸びして120%出すことは正解じゃない。
自分の100%を見極めてその範囲内で力を出し切ることが大事。

120%は「他人の評価」を気にしているということ。
ありのまま1%から100%の道中を楽しむのは「自分の評価」

「みんなの期待に応えたい」
「評価してもらいたい」
「会社の役に立っていると思われたい」

そんな他人の評価(他人の到着点)から自分を解放してあげること。
それが「仕事で役に立たない」「自分に嫌気がさす」気持ちを和らげるために大切なこと。

人と比較しない。人の目を気にしない。

わたしはわたしの人生を生き、あなたはあなたの人生を生きる。
わたしはあなたに期待に応えるために生きているのではない。
あなたもわたしの期待に応えるために生きているのではない。
わたしはわたし
あなたはあなた
もし、縁があって私たちが互いに出会えるなら
それは素晴らしいことだ。
しかし、出会えなければそれは仕方のないことだ。

ゲシュタルトの祈り(フレデリック・S・パールズ)


頭ではわかっている。
なのに、いつの間にか人と比較したり、人の目を気にしてしまい。
役に立てていない自分に嫌気がさす。そのような人も多いと思う。

人と比較して自信を喪失しつづけていると
いつの間にか
「あの人が悪い」「会社が悪い」
と、外部のせいにしてしまう。

「役に立てていない」「自分に嫌気がさす」そんな風に考え続けることはやはり、しんどい。辛くてしんどい状況になると逃げたくなる

すると自分の「外」に原因を求めたくなる。
人の目を気にして行動していると「やらされている感」が出てくる。
だから「自分が決めたことだ」という自己責任・納得感を持てずにいる。

役に立てないと感じる自分を認めてあげる方法

何かをしようと考えたとき
あるいは何かをしているとき

「わたしはいま、何かを始めようとしている。いいじゃん
と心の中でつぶやいてみる。口に出してみたっていい。

次に始めようと動き出した自分に対して
「一歩踏み出した。いいじゃん
とつぶやく。

常に「いいじゃん、いいじゃん」を続けると疲れるかもしれないので

気づいたときに「いいじゃーん」と自分に言ってあげる。

まずは、「わたし」が「わたし」を認めてあげること
人の目を気にするよりも自分の行動や判断を優先できるようになる。
自分に自信もつく。
「いいじゃん」と認めてあげると次に行きたくなる。
一気に100%超特急で目的地でなく

各駅停車でいいじゃん。

最後に

ただ目の前のことを
やること
目標も目的もなく、結果も気にすることはない。
どのくらいやれているかも

そういうときに心の中から聞こえてくる
「それは意味のあること?」
「誰か感謝してくれるの?」

そんな心の声は無視して
そして言うんだ。

もう動き出したんだ。いいじゃん


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?