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企業編24-相手ファーストな対話ができれば、恐れるものは何もない

こちらのnoteは「mameka記」シリーズになります。

「mamekaさん、普段から家族サービスはしていますか?一番大事な存在の家族の気持ちに寄り添って、幸せにできない人は相手の気持ちに寄り添うことができないですよ。」

今回は、最後のカウンセリングのまとめの回だ。
慣れてしまうとあらゆることに対して、違和感がなくなってしまう。家族への接し方も同様で、人への気遣いは消えないようにしたい。

「温かな思いやりの心をもつために必要なことは、相手に興味をもつことです。そうすると、『相手を知ろう』と主体的に関係を築けるようになるのではないでしょうか?」

相手を好きになるためには、欠点ではなく長所を見ることだ。これは、日常の心がけや感性だろう。
日々、相手の満足度をどこまで高められるかが、プロとしての考え方だ。どんな相手でも距離感を崩すことなく、コミュニケーションをとれるようにしたい。

「コミュニケーションのコツに関して、最後に4つを一緒にまとめていきましょう。『相手との会話に集中する』『相手にスポットライトを当てる』『場における自分を客観的に見る』『自分を出す』に関してです。」

最初に気づいたのは、相手の会話に集中するためには、リラックスすることが重要だ。緊張していると、アイコンタクトをとれないなど共感できない。
とにかく、人に会う前は、呼吸で落ち着く癖をつけたい。

「相手との会話においては、話は最後まで聞きたいですね。相手をすぐに分かろうとしない。言語化されない情報も察知することが大事です。『今、生き生きとした感じで話していましたよ』など、感じた相手の声のトーンなどを、聞いてくれることで、相手は大事にされていると感じます。あと、『〜という気持ちなんですね』と何も付け加えずただ返すことも、相手の気持ちに踏み込むかどうか迷ったときに大事です。」

確かに、“〜ですか?”と”〜ですね”と同じニュアンスで質問されたとき、質問で深掘りをしたいのか、共感されているのかで自分の感じ方が変わった経験がある。
状況に応じて、浅い共感と深い共感を使い分けることが大事だろう。

「あと、日常的に、『相手はなんでこれを言っているのだろう』『相手に立場に立つとどうか?』と自分の意見を抑えることを習慣化しましょう。つまり、相手にスポットライトを当てるということです。」

人は、自分のことを話したいと思うが、誰かのために自分の時間を使う、相手の気持ちを受け止めるために時間を使うという心がけが大事だ。

自分が場を回さなければいけない時はあるが、都度、相手のタスクかどうかを見極めて、相手に話してもらうようにする。

「mamekaさん、あと、これは覚えておいてほしいのですが、絶対に相手を否定しないでください。人は矛盾や葛藤を感じると、頭の中で混乱しないよう白黒つけたがる性質があると理解しましょう。否定していいときは、自分の中で理由がある時です。その際は、理由も添えるようにしましょう。」

価値判断抜きで相手の言葉を聞くということか。
そこで、自分の感情の変化を感じ、共感できないと思っても、心に浮かぶままに放っておき、受容するのだな。

「そうです。普段の日常会話で白黒つけてはいけません。逆に相手の中で、矛盾や葛藤を感じているときは、下手にアドバイスするのではなく、『2つの相反する気持ちがあって辛いんですね』と伝えましょう。」

なるほど、回答しないことも大事なのだな。

「ただ、1つ言っておきたいのですが、自分の心に正直になる、つまり、自分で自分を騙さないことは大事です。『あ、自分、今無理しているな』と感じているなら、その会話はもしかしたら自分に合っていないのかもしれません。心の中の自分とまわりから見える自分を切り分けることが必要です。」

わからないと中途半端な状態、保留をすることに慣れるのは大事だが、逆にそれは自分の頭も混乱しているということなのだろう。

抽象的な話に慣れる、想像する、柔軟性をもつことがリーダーには大事だとよく聞くが、それは、いわゆるテクニックが必要になってくるということか。

「そして、人は生き物なので、人との相性というものがあります。受け入れてもらうまでに時間がかかることがほとんどです。日常的に、他人の悪口を言わない、ポジティブな発言をするのはもちろんですが、自分の失敗談や弱い部分、苦手な部分を周りの人に話してみることで心の距離がグッと縮まることがありますよ。」

確かに、コミュニケーション上手な人ほど、自分を曝け出したり、会話にツッコミの隙を与えることがうまい。

上から目線にならず、相手の目線に立ち、話を聞くだけでなく、自分から場をつくれる。そうした大人な振る舞いをして、余裕を出している人は周りに何人かいるな。

「これは、私の長年のカウンセリングの経験からなのですが、『自分の行いは全て正しかった』と解釈する人は柔軟性に欠けているかなと思います。環境や運によって得られたものをひけらかさないことが、フラットに考える上で大事です。」

「あと、よく『あなたのため』と使う人がいますが、相手からすると余計です。そして、よく無意識に、“嫉妬心、競争心、功名心、自尊心”を煽る話し方をする人がいます。これは相手を傷つけるだけでなく、心穏やかに話ができません。他にもたくさんありますが、これらは是非覚えておいてください。」

なるほど、コミュニケーションは、結局は受け手次第とよく言われるが、これらは、普段から意識すれば改善できそうな内容だな。

自分が完璧にできないことを認めながらも、自分はできるという自己評価をもちつつ、プライドを捨て、できる人に聞くそんな姿勢を常に忘れずに生活していきたい。

今回のカウンセリングでは、今後もとても大事になってくる対人コミュニケーションについて学べたな。

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