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「子連れワーキングスペース」ママスクエアができるまで


こんにちは、広報のナルサカです。

「子どものそばで働ける世の中を当たり前に」をミッションに、
2014年に創業したママスクエアですが、そのきっかけについてお話させてください。

ママスクエア創業のきっかけは、『子どもを連れて行ける親子cafe』


「ママスクエア mama square」の原点は、2004年に創業したボールプール等のキッズスペースとカフェスペースを併設した「親子Café」にあります。


2004年に立ち上げた親子カフェ「スキップキッズ」

親子カフェ「スキップキッズ」ができたのは、今から約20年も前のことです。当時、子連れOKというレストランは本当に珍しく、連日、満席の大人気レストランになりました。

そんなスキップキッズを立ち上げたのが、ママスクエア代表取締役の藤代聡です。


ママスクエア代表取締役 藤代聡 


藤代は、当時リクルートで働く会社員でしたが、

― 親子cafeを作ったのは「お母さんには息抜きの時間と場所が必要だから」

「リクルート在籍時、子どもが3人生まれ、妻が子育てで苦悩している姿を目にしました。家の中の空気がピリピリし、これはまずいなと思ったので、妻に『映画でも喫茶店でも行って、リフレッシュしておいで』と言いました。
それで、2~3時間ぐらいでしょうか。私が子どもを見て、妻は近所のカフェに1人で行きました。すると、つきものが落ちたかのように妻がすっきりした顔で帰ってきたので、驚いたんです。

この経験をもとに、子育てに行き詰まっているお母さん達には、息抜きの時間と場所が必要であり子どもが笑顔で健全に育つためには、お母さんが心身ともに健康であることが最も大切なことではないか。という想いを強くしました。」

そしてその想いを基に独立、創業したのが、お母さんたちが子どもを遊ばせながらその横でゆっくりとお食事をしたり、時間を忘れておしゃべりを楽しめる「親子Café」という業態でした。「スキップキッズ」「ディアキッズ」というブランドで累計20店舗をオープンさせました。

ママ達の「休息の場」から、ママ達が「働ける場所」へ


親子カフェから、子連れワーキングスペースの誕生へ
「親子カフェで採用の面接をして気が付いたのは、改めて、ママ達がとても優秀であること。そして、ママは自分を過小評価しがちである、ということです。
経験もスキルもあるにもかかわらず、その他の企業で断られ続けていたり、子どもの都合で休みがちになってしまうから申し訳ないと、採用時にも自信がない傾向を感じました。これはとてももったいない話です。」

子育てを理由に、働けないママ達がこんなにも多くいることを知り、もっとママたちのスキルを活かせないだろうか、、、

そう思って藤代が立ち上げたのが、
ワーキングスペースの隣にキッズスペースが併設された「ママスクエア」です。
今では、全国60拠点(保育拠点も含む)、働くママ達の数は1500人になりました。


ママスクエアを上から見たイメージ図
ワーキングスペースの隣には、お子さんを預けられるキッズスペースを併設


創業から9年目を迎え、待機児童問題の解消、女性活躍推進と、少しずつ変わりつつありますが、それでも、日本女性の働きやすさは、良いとは言えません。


「働きたいお母さんたちが、子どものそばで安心して働ける場所があったなら、、イキイキと働ける人がいる。そして、子どもも健全に育っていく。そういう世の中であってほしいと、願っています。」(藤代)

ママスクエアのチャレンジは、まだまだ続きます。


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