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ひとりぼっちでも楽しく暮らすわ【ママリ編集部の夏休み課題】本日の一冊📖 vol.14

こんにちは!ママリ編集部・シンママみほです。

ママリ編集部メンバーで、8月から1か月間、夏休みの課題を個人で設定し、毎日投稿に挑戦します!✨

期間は8月1日~8月31日です。
シンママみほは「本日のおすすめの一冊」を31日間、毎日アップしていきます。皆さんにとって、お気に入りの一冊があるかも?
ぜひぜひのぞいて見てくださいね。

『イエコさん』

本日の一冊は角野栄子さんの著書『イエコさん』です!

角野栄子さんといえば、『魔女の宅急便』の作者としても有名ですよね。
また、「アッチ コッチ ソッチのちいさなおばけ」シリーズなどを読まれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

娘も角野栄子さんの本が好きで、図書館でたまに借りてきます。
『魔女の宅急便』は最初ジブリ映画を観て知ったのですが、原作の物語やキキはまたちょっと違って、その世界観に夢中になりました。(ジブリの魔女宅も大好き!)

そんな角野栄子さんの絵本、『イエコさん』は、とてもユニークなお話。
「ひとりぼっちでも楽しく暮らすわ」というイエコさん。でも、「寂しいくせに」と言われると、突然豹変し…。

最初はちょっと「怖っ」と思う展開なのですが、
イエコさんの姿かたちや「エクササイズ」しながら歌う姿は愛嬌たっぷり。

つい娘と「エクササイズ〜♪エクササイズ〜♪」とイエコさんのマネをして踊ってしまいました。笑

24歳のときに自主移民としてブラジルに渡ったという、角野栄子さん。
言葉がわからなくても、好奇心を持ち、イマジネーションを持つことで、毎日の生活を豊かに過ごすことができたそうです。

そんな角野さんの創り出す世界に、いつもワクワクさせられます。

私も「家」を見るのが割と趣味くらいに好きなのですが、『イエコさん』を読んでから、なんだか「家」が生きているような空想をしてしまう時があります。

車なんかはよく「つり目だね」とか「こういう顔だね」とかいう時がありますよね。そうやって周囲を見てみると、家も車も自然も、なんだか表情豊かな生き物に見えてきませんか?

『イエコさん』
作: 角野 栄子
絵: ユリア・ヴォリ
出版社: ブロンズ新社
税込価格: ¥1,540


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