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余命6ヶ月のうち3ヶ月が過ぎた今、私が思うこと。
2021年3月9日。
この日私は、大腸がんであることを正式に宣告され、それと共に聞かされたのはこのままだと余命半年だということ。
「このまま治療を施さなければ、余命は半年くらい…でしょうか。」
あまりにショッキングな現実を突きつけられ、頭の中はまさに言葉通り真っ白になり、その日はずっとそれを受け入れることも出来ず、ただその日を過ごすことだけで精一杯でした。
余命半年というと、娘が私のことをマ
【続編】余命まであと0ヶ月になった今、私が思うこと。
突然ステージⅣの直腸がんの宣告を受け、一時は一寸先の未来すら全く想像できなくなって、目の前が真っ白になって、自分の命に初めて向き合うことになった2021年3月。
放っておけば、私の余命は半年だったかもしれません。
でも今、私は時にがん患者であることを忘れられるくらい、笑って毎日を過ごせています。
今回は、そのきっかけとなった出来事やこれから目指したい生き方について書き記していこうと思います。
【vol.15 娘との再会】待っていたのは、がんと半年の余命宣告でした
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初めての抗がん剤治療2021年3月19日。
入院から9日目、いよいよ第一回目の抗がん剤治療が始まった。
抗がん剤治療にあたっては、担当医からの丁寧な説明はもちろん、薬剤師さんからの薬の説明、がんサポート専門の看護師さんとの面談、栄養士さんとの面談など
【vol.14 食事でがんが治せる!?】待っていたのは、がんと半年の余命宣告でした
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夫との新プロジェクト会議約2週間の入院生活は、2回の手術を受け、抗がん剤治療が始まるなど色々なことがあって目まぐるしかったが、次々と起こる出来事とそれに伴ってやることや考えることがあるのは、せっかちな性格の私にとって余計なことを考えずに済むからありがた
【vol.13 抗がん剤治療】待っていたのは、がんと半年の余命宣告でした
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1週間ぶりの夫との再会初診日からたった1週間の間に、ストーマ増設手術を受け、CVポート埋め込み手術を受け、抗がん剤治療開始までたどり着いたが、入院日から7日後、抗がん剤投与にあたっての説明を改めて夫も同席の元、きちんと説明を受けることになった。
入院
【vol.12 もう子どもは産めない】待っていたのは、がんと半年の余命宣告でした
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ストーマ増設手術の術後ストーマ増設手術を受けて3日目、ようやく少し動けるようになった。
前回の記事でも書いたが、帝王切開の後は本当に大変で一ミリ動くのも辛くてこんなに出産って大変なんだ…と実感させられた。
産まれてきた我が子の姿を見たい気持ちはもち
【vol.11 障がい者になる】待っていたのは、がんと半年の余命宣告でした
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障がい者になるということ3月12日、入院生活2日目。
もちろんまだ病院生活にも慣れておらず、緊張感のある朝だった。
今日は、いよいよ手術の日。
がんかもしれないと意識をし初めてから、実は人工肛門を増設しなきゃならないということをある程度覚悟していた
【vol.10 入院生活の始まり】待っていたのは、がんと半年の余命宣告でした
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入院生活の始まりと夫との別れ3月11日、改めて入院前に治療方針の説明を受けるため、私たちは病棟の待合室にいた。
手術の説明を受けた後、「ちょっとお二人で話したいこともあると思いますから、この部屋はしばらく使っていいですよ。」
そんな粋な計らいをして
「なんでそんな元気なの?」ステージⅣのがんになった私が元気に過ごせている理由
Instagramを通じてステージⅣのがんを患ったことを発信したことで、たくさんのメッセージをいただきました。
最初は単純に、がんって2人に1人かかる病気だと言われるくらいだから、きっとどこかの誰かが私と同じように不安な気持ちでいるに違いない。もしかしたら、そのどこかの誰かの検索にひっかかって、いつか「あ!同じような人いた!私も頑張ろう!」って思ってもらえるかも…なんていうただの思いつきで、入院
【vol.9 忘れられない言葉】待っていたのは、がんと半年の余命宣告でした
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(vol.6〜vol.8は、遡って書きたいことを書いているだけの記事なので、vol.5→vol.9へジャンプしていただいても話はつながります。)
入院はいつも孤独入院当日、3月11日。
大きなスーツケースに2週間入院するための荷物を詰めて、朝から夫とタ
【vol.8 奈落の底】待っていたのは、がんと半年の余命宣告でした
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私にとって2021年3月9日と3月10日の二日間は、おそらく一生忘れることができない重要な日で、この二日間の出来事や感情は、これから私が生きていくためにどうしても心に刻んでおきたくて、引き続き(今回の記事まで)書き記しておこうと思う。
(vol.6〜v
【vol.7 絶望と希望】待っていたのは、がんと半年の余命宣告でした
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前回に続いて、忘れられない日の感情を、覚えているうちに覚えているだけのことを書いておきたい。
(vol.6〜vol.8は遡って書きたいことを書いているだけの記事なので、vol.5→vol.9へジャンプしていただいても話はつながります。)
絶望した日の
【vol.6 余命半年と言われた日】待っていたのは、がんと半年の余命宣告でした
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がん宣告を受けてから、あっという間に2ヶ月半が経過。
前回までの記事は、暇な入院中に持て余した暇な時間を何かで埋めたくて書き記したものだけど、2ヶ月半経った今、思いだせるうちにどうしても書いておきたいこの日のことを、今日は少し遡って書こうと思う。
(v
結婚出産を経て幸せ絶頂期に、ステージⅣ-bのガン患者になった私が、ひとつだけ後悔していること
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神様っていると思ってしまっている基本的に20代の時にちゃんと言語化して納得して生きてきた自分の考え方のひとつに、「振り返らない」というのがあるんです。
これは別に哲学とかそんな大それたものでもなんでもなくて、単純に幼き頃に勝手に刷り込まれてきた親や周りの大人たちの言葉か
【vol.5 私のがんは、もっと悪かった】待っていたのは、がんと半年の余命宣告でした
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セカンドオピニオンを受けるまで夫と、夫の知人のお医者さんの取り計らいでセカンドオピニオンが受けられることになったのが、S大学病院で正式にガン宣告を受けて手術日が2週間後に決まった翌日、2021年3月10日の
【vol.4 セカンドオピニオン】待っていたのは、がんと半年の余命宣告でした
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これまでの流れ2020年11月
便秘がひどくてとある個人病院で診察。酸化マグネシウムを処方され、それを飲み便を柔らかくしたことで、ある程度便が流れたため様子をみた。
2021年01月
便秘の様子が一向によ