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「男性性」と「女性性」のバランスをとってみる。

「男性性」と「女性性」って、それぞれどんなイメージがあるでしょうか?

男性性と女性性については、こんな違いがある。


男性性エネルギーは、
思考、行動、論理、与える、達成する、拡大する、解決する

女性性エネルギーは、
感情、共感、直感、芸術、受け取る、委ねる、やさしさ

「男性性」と「女性性」は誰にでも、どちらとも備わっている特性であり、
発揮されている比率は人によって違う。

男性であっても女性性が多く見られるような場合もあれば、
女性であっても男性性を多く発揮している場合もある。

みな、それぞれ両方持っているのだけれど、
環境や状況によって無意識に使い分けている。


例えば、

仕事でバリバリ働いている男性は、職場で「男性性」を発揮し、
家に帰ると子供の寝かしつけをしながら「女性性」を発揮する。

友人とのお茶が大好きなママが「女性性」を多く発揮していても、
PTAの中でリーダーとなった途端、「男性性」を発揮する。

そして、お休みの日。夫婦が子供と絵を描いている時、
家族全員で「女性性」を発揮していることになる。

男性だから男性性を多く発揮しているのが「良い」わけでもなく、
逆もまた然りです。

「男性らしく、女性らしく」

というのは、もはや型にはまった考え方。

いまや、男性が育児休業をとって、
女性が働くことができる時代。

いま、この時代に必要なのは、
”男性らしさ”や”女性らしさ”ではなく、

「男性性」と「女性性」のバランスをとること

ではないだろうか。

それは、自分の中でのバランスをとるのでも良いし、
夫婦でバランスをとるのでも良いと思う。

バランスをとることで調和が生まれ、心に平穏が訪れる。

それは確かなこと。

仕事をしすぎて疲れてしまったときでも、
絵を描いてみたり、料理をすると頭がスッキリするのは、
両方のエネルギーがうまく統合されているからなのだろう。

「自分がいま使っているエネルギーはどちらの性質なのだろう。」

そう意識してみることから始めてみてもいいかもしれない。


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