見出し画像

働きたい人の行列ができちゃう職場

求人も出していないのに、履歴書を持ってくる人が後をたたない。

千と千尋のような「ここで働かせてください!ここで働きたいんです!!」と、輝く瞳で訪れる人が後をたたないのだ。

さらに一度雇用したスタッフはずーっと一緒に働いてくれている。なので、事業を拡大している中でも、滅多に求人を出さない。出す必要がないのだ。

だからこそなおのこと、待てど暮らせど求人が出ないから勢い余って押しかけてくるのだそう笑


私が起業した理由は、子育て中でも働きやすい職場を作りたかったから。


つまり私は働きやすい場所を作るために起業したのだ。

だから、うちの会社が働き手に困る状況ということは、私自身が作りたい会社を作れていないという証拠。


今日、軽井沢勤務のスタッフとのMTG中に彼女の夢物語に付き合う。

ス「私、軽井沢でお店を出したいの!軽井沢でお店をやるのに土日が休みなんてありえない!夏場にお店が開いてないなんてありえない!!だから頑張ってお店を開けるの!」

ちなみに金沢本店は、土日祝日完全定休、平日も9:00-16:00までの7時間限定営業....

創業当時は、なんなら1日4時間限定営業、さらに木曜も休みだった...

軽井沢勤務のスタッフは6歳と1歳の子供を持つママ。

マ「子供はどうするの?」

ス「上の子は学童に入れればいいし、下の子は保育園の預かりを利用すればいい。だからなんとかする!」

マ「だめよ。人に困ることは絶対にしたらだめ。ママさん達が働きやすい環境を作ることこそが私たちがやるべきことなんだから。土日は休み。夏でもなんでも休みなの。じゃないと必ず人に困ることになるわよ。」

彼女が困った時、すぐに助けに行ける距離なら、止めずにやってみてもらうというのも一つのやり方かもしれないんだけど。

私たちが追いかけているのは売上じゃない。豊かな働き方ができる職場作りなのだ。それは、彼女にとっても働きやすい職場でなければならないということ。

そして彼女にとって、育児と仕事のバランスが取れる働き方じゃなきゃダメなんだ。

めちゃくちゃわがままだけど、まずは自分が働きやすい職場を作る。自分が働きたい環境を作る。そうじゃないと絶対に続けて行けないのだ。

スタッフを雇用し、取引先が増え、お客様が増えた時、「仕事が辛いから辞めたいです!」なんてことは、応援してくれているみんなを前にしては言えないのだ。


だからこそ、まずは自分が働きやすい職場を作る。自分自身が好きなことを仕事にする。そして事業を立ち上げたら、それを継続していくの。





ママさん達が楽しんでやっているドーナチュ屋さんでしゅ🚼