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東京で生きるということ

東京で生きるということはね

チェーン店で座席を確保するのにいつも苦労する、ということです

まあ都心に限るとは思いますが
新宿、渋谷はどこのスタバもタリーズもサイゼもサンマルクもドトールも鳥貴族も入れねえよお!!

今私はサンマルク新宿新南口店でこれを打っているわけですが
この席に座るのに時間がかかったよお
もうお腹を空かせて泣き出しちゃおうかと思った

上京してきた当初、この現象がなぜ発生するのかわからなかった
せっかく日本の中心にいるんだから、ここにしかないお店で美味しいものを食べればいいのに、って
どうしてどこにでもあって、いつでも入れるお店が混んでいるのか

東京に住んでから、わかるようになりました
ここにいる人たちは、ここで生活している
どこにでもあって、いつでも同じ味を提供してくれるチェーン店は、彼らにとって居心地の良い場所なんだって

日常生活の中で、頻繁に冒険する余裕なんてありません
当たりを求めるよりも、外れを避けたい
都心の人たちの生き方は、チェーン店の中で見えてきます

私も一人で飲食店に入る時は、専らチェーン店です
いつでも安定して提供してくれるいチェーン店は、味の失敗もないし、金銭的な失敗もない
金なし大学生の私にとってありがたいことです

突然食べたくなることありますよね、サイゼのミラノ風ドリア、トリキの山芋の鉄板焼き、丸亀製麺の釜玉うどん、スタバのフラペチーノ、ミスドのポンデリング、ビッグマック

サンマルクはチョコクロでしょうか
食べたことないな
今私が飲んでいるのは黒糖わらび餅ミルクティー
歩き疲れた体に染み渡っている

みんなそれぞれの目的を持ってチェーン店に足を運んでいるのだと思いますが、安心を求めてきているのは共通しているのではないでしょうか
チェーン店でカタカタとキーボードを叩いている時、私は少しだけ東京の人間になれたような気がします


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