見出し画像

宇宙の広さより愛してるか?



久しぶりに2人で歩く東京は、いつもより特に晴れていた気がした。
多分いつもとあまり変わらない。あなたがそう見せてくれてるんだろう。


「私達が2人で会ったときも、こんな事があったよね」
しばらく考えたあと、思い出したあなたは「懐かしい」とわらった。


ねぇ、まだ2年経ってないんだよ、はじめて会ったあの日から。





私はその日の日付も集合時間も出会い方も、そのときのあなたの声も表情も、服も、全部覚えている。多分忘れない。
別に、なんの変哲もない普通の出会い方だった。でも、元々知ってたあなたをはじめて目の前にして、多分、あのときにはまだスキじゃなかったけど、でも何か大きな特別を感じたから。





たくさん話した。「また一緒に映画みたいね。DVD借りて。」なんて話もした。
なんてこと無い会話が膨らんで、「えっと、なんでこの話になったんだっけ」なんてわらった事もあった。



なんて幸せなんだろう。
何度も涙がでそうになった。幸せすぎて。



今の君は、あの頃みたいに頬を擦り寄せてはくれないけど

今の君は、あの頃みたいに手をつないではくれないけど



でもずっと、前よりもっと、光の速さよりはやく君を愛してるよ。




『じゃあ、そろそろ行くね、ありがとう』

「ううん!こちらこそ!たのしんできてね」

『なにそれ(笑)』



なんで、最後に、そんなに素敵な笑顔で笑ってくれるんだろう。
もうさ、胸がいっぱいになって、なんか泣きそうだよ。なんでかわかんないけど。



ねぇ、どうしようもなく好きで困ってるよ。

最後まで読んでくださりありがとうございます。読んでくださった事が嬉しいです。スキもコメントもみて、めちゃめちゃ舞い上がっています。Twitterもやってます。ツイートだったりRTだったりしてくれたら飛びます。あいしています。