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【マクアケ新規事業責任者に聞く】プロジェクト成功後の事業拡大をサポートする「After Makuake」の取り組み

アタラシイものや体験の応援購入サービス である「Makuake」 は、新しい商品やサービスのデビューの場です。プロジェクトを成功させることは大切な目標のひとつですが、「Makuake」での成功はその事業における通過点の一つであり、その後の動きも実行者にとって事業の成長を左右する重要なものとなります。

私たちは、「After Makuake」と称して、プロジェクト成功後のアフターフォローをしています。「Makuake」で成功した商品がより羽ばたいていくための活動やサービス、狙いなどを、ビジネスサポート事業本部の鳥之海絵美が紹介します。

※こちらは2022年6月2日時点の記事です。現在は「Makuake応援仕入れ」サービスはクローズしております。

話し手:鳥之海絵美
(株)マクアケ ビジネスサポート事業本部マネージャー


デビュー後のグロースをサポートする「After Makuake」

「Makuake」は、アタラシイものや体験の応援購入サービスです。そのため、まだ世の中の店舗やECなどの一次流通市場で販売されていない商品が集まる新市場でもあります。私たちはこれを独自に「0次流通市場」と呼んでいます。

実行者さんにとっての事業成功を考えた場合、「Makuake」のプロジェクトが成功した後、その商品がどう広がっていくか、その広がりをサポートするためのメニューやサービスは不可欠です。そのためには下記の図のように、中央の「デビュー」のあとに「グロース」させていく必要があります。

プロジェクト実施後、一般販売の段階でしっかりと販路を拡大し事業成長できると、「また新しいチャレンジをしてみよう」「こんなものを今度は作ってみよう」というモチベーションも生まれやすくなります。その新商品開発で、また「Makuake」を活用いただけること、それこそが産業支援として「Makuake」が目指す生態系でもあります。

広げるために「繋がるべきところを繋げる」

マクアケは「生まれるべきものが生まれ 広がるべきものが広がり 残るべきものが残る世界の実現」をビジョンとして掲げています。その「広げる」ために「After Makuake」でできることは、「繋がるべきところを繋げる」ということ。

具体的には、現在「Makuake SHOP」「Makuake STORE」「Makuake応援仕入れ」 「オンライン催事」など複数の事業を展開し、実行者サポートをしています。

Makuake SHOP(実店舗と繋げる)

2015年に始まった伊勢丹新宿店での商品展示を皮切りに、さまざまな実店舗と連携し商品の展示・販売をする「Makuake SHOP」の展開を、短期のPOP UP等も合わせ累計30店舗さまとご一緒してきました。現在も全国約10店舗で定常的な取組をしています。

新規の流通網開拓に苦戦する実行者さんや、新しいものを日々探している実店舗の方々に、「Makuake SHOP」という場所をつくることによって、双方のニーズを満たしながら、来訪されるお客様にもアタラシイ商品との出会いを楽しんでいただける場づくりを目指しています。

※取り組み事例

そごう横浜店の様子です

Makuake STORE(サポーターと繋げる)

2016年に、プロジェクト実施後も「Makuake」上で商品販売ができるEC機能「Makuake STORE」の提供を開始しました。プロジェクトページをそのままECページとして活用いただけるので、ゼロからECを立ち上げる必要もなく、プロジェクト終了後も訪れてくださるお客様の受け皿になるので、実行者さんにとっても販売機会の損失を防ぐことができます。

2022年9月には、さらにわくわくする応援購入体験ができる場として「Makuake STORE」ページを全面リニューアルしました!

Makuake STOREのページビューです

Makuake応援仕入れ(バイヤーと繋げる)

「Makuake応援仕入れ」は、「Makuake」のプロジェクト実施と並行し、全国のセレクトショップなどのバイヤーにも卸値で少量から商品を仕入れていただける、2022年4月から本格提供を開始した新サービスです。

※現在は「Makuake応援仕入れ」サービスはクローズしております。

オンライン催事

「オンライン催事」とは、百貨店などの主催企業様が取引先の新商品プロジェクトを取りまとめ、「Makuake」サービスサイト上に特設ページを作り掲載することができる仕組みです。従来のリアルな場での物産展・催事などで得られる「新しい商品に出会えるワクワクとともに楽しみながらお買い物ができる」体験をオンラインでも楽しんでいただけるとして、百貨店のみならず地方自治体や金融機関の方々にご好評をいただいているメニューです。
オンライン催事実施中の商品の展示を通じて来店促進に繋げたり、実施後はそのまま店頭で販売いただくなど、オフラインも融合する形で取り組み 効果を最大化しています。

※取り組み事例

外部連携

プロジェクト実施後の販路獲得や「Makuake」の生態系強化を目的としたアライアンスを推進しています。例えば、昨年末に発表したクレディセゾン社が運営するショッピングサイト「STOREE SAISON」との連携では、クレディセゾンのカード会員向けに、ポイントで購入できる「Makuake」発の商品を専用ページで特集しています。相手先の企業様によって互いの課題解決や、強みを活かし相乗効果を生めるように議論を重ねながら、多種多様な企画を展開しています。

※取り組み事例

「After MakuakeがあるからMakuakeを使いたい」と言ってもらいたい

私たちは「After Makuake」として、さまざまなメニューやサービスを販路拡大の選択肢として用意しておくことで、実行者さんの事業の成長スピードを後押ししたいと考えています。

今は「『After Makuake』が充実しているから『Makuake』で挑戦してみよう」と、「Makuake」の利用を検討する方の背中を押すメニューになることを目指しています。

いずれは、個々のメニューやサービス自体をより魅力的なものに仕上げて「『Makuake STORE』、『Makuake SHOP』で商品を売りたいから『Makuake』をやってみよう」など、「After Makuake」起点で挑戦してもらえるようになったら嬉しいですね。

サポーターの方々はもちろん、一般販売におけるお客様にとっても、「After Makuake」を充実させることで「Makuake」の商品に出会うチャンスが増えるはずなので、アタラシイ商品との出会いを通じて日々の生活がより豊かになれば、と考えています。

これからも、社内外問わず幅広くアンテナを張ってニーズを拾い上げていきたいです。実行者さんやお客様に寄り添い、より求められる「After Makuake」になるため、メニューやサービスを拡充・拡大していきます。

(6/7追記)
「Makuake」での実施プロジェクトで、一定規模以上の応援購入額やサポーター数を集めたプロジェクトに対して、その実績を可視化した「Makuakeグッドプロジェクトマーク」の提供を開始いたしました。
「生活者の購入の指標ともなる『Makuake』での実績を販売促進のツールとして活用したい」という実行者さんからの要望を元にリリースされました。

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マクアケの中の人を知りたい方

インタビュー・執筆:栃尾江美


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