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2023年4月の記事一覧

ムーンライダーズのイチオシの1枚『青空百景』の思い出

ムーンライダーズのイチオシの1枚『青空百景』の思い出

ムーンライダーズのアルバムで一番好きなアルバムを挙げよと言われれば
『青空百景』であると即答出来る。
それくらいこのアルバムが大好きだ。
何十回、いや何百回聴いたかもしれない。

アルバム一曲目、右スピーカーから左スピーカーへ飛んでくるハエの羽音から始まる「僕はスーパーフライ」から、一気にラスト「くれない埠頭」までソラで全部唄えるかもしれない。
それくらい耳に馴染んでいる。

1982年9月25日

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坂本龍一さんを偲んで『CODA』、そしてレコードを聴いたり追悼特集の雑誌や本を読んだり

坂本龍一さんを偲んで『CODA』、そしてレコードを聴いたり追悼特集の雑誌や本を読んだり

坂本龍一さんの訃報から3週間とちょっと経った。
追悼特集の雑誌、関連書籍などもかなりの数がここ一月くらいで出てきている。

「ミュージックマガジン」は過去の坂本龍一さん関連記事をまとめたものが本日発売された。

「芸術新潮」は昨年10月から坂本龍一さんの特集号を企画していたようで、意図せず追悼号になってしまったようだった。
言わずと知れた音楽家として、そしてインスタレーションをはじめとしたアートへ

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坂本龍一さん

坂本龍一さん

今朝目が覚めてiPhoneを開いたら坂本龍一さんの訃報が届いていた。
昨夜は床に入るのが早く、朝まで知らなかった。

ガンには勝てなかったか。
71才、まだまだクリエイティブだったはずで残念だ。

***

アクティビストとしての坂本龍一さんは、若い時の破天荒な多くの逸話とは真逆に、40代半ばを過ぎた辺りから積極的に声を上げ、自らも運動に参加されるようになった。
「音楽家は音楽だけ演っていろ、政治

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