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そろぼちビデオ判定導入しよ?(20240727 市立船橋×木更津総合)

前回の投稿もご一読頂けると幸いです。

Xなどでかなり拡散されているため、
ご存じの方はいるかもしれないが、、

この試合の延長10回表

事件は起きた、、、

1-1で迎えた延長10回、無死一、二塁で市立船橋の攻撃からタイブレークがスタート。

犠打で1死二、三塁となると、木更津総合羽根捕手が三塁へ牽制球を送った。

三塁走者が帰塁を試みた際に送球が走者とぶつかってボール外野まで。

勝ち越しのホームを踏んだものの、審判団は守備妨害の判定をし、三塁走者はアウトになった。

この時、何が起きたのか分からなかったが、羽根くんが三塁の方を指差していたため守備妨害をアピールしていることは察知した。

ただ、なぜ守備妨害なのか。

リプレイを見る限り、三塁ランナーがインフィールドに入っているように見えたため、これが守備妨害の原因と思ったが

上記が適用されるのは、打者走者が一塁へ走る際のみ。

じゃあなぜ守備妨害と判断したのか

元 NPB審判員の坂井遼太郎さんによると

おそらく『走者が故意に送球を妨害した』との判断のもと、守備妨害が宣告されています。

とのこと。

【野球規則 5.09b(3)、6.01a(10)】
走者が、故意に送球を妨げた場合、または打球を処理しようとしている野手の妨げになった場合。
ペナルティ:走者はアウトとなり、ボールデッドとなる。

今回はこのルールを適用しての『守備妨害』だと思います。

故意と判断したのはおそらくですが、走者がベースに戻る際に、自身にボールが当たるギリギリまで送球を確認していた行動があり、さらに少しフェアテリトリー側に膨らみ、その後、実際に送球に当たったので、故意だったと判断されたのだと思います。

指摘箇所の送球を確認するとみられるところ

これを読んで、なるほどなあ、、と。

ただ、故意に送球を妨害した、、

故意ってどこで分かるん?

あまり腑に落ちない感じでした。

野球規則に書いてあるため、それがルールではあるが、

こうしたプレーが起きた際、審判の裁量によって判断が変わってしまわない?と

実際、坂井さんも

自分だったらインプレーにしてた

と記載してるし、、

この守備妨害よりも、個人的に腹立たしい誤審疑惑があった。

10裏、0死1、2塁で市船の上林捕手が二塁牽制。

完璧アウト!と思ったが、審判の判定は

セーフ

これ、NPBだったらチャレンジして、ビデオ検証してアウトだよ?

はじめの守備妨害に関しては、意見が分かれるためまだしも

このように目で見て分かるものに関しては、今ある技術をどんどん使っていかないと、、

この判断に関してははさすがにガッカリしました。

そこからエラーによって甲子園への切符をつかめなかった。。

野球は流れのスポーツでもある。

審判の判定が全てではあるが、、

とにかく高校野球界も変わっていかないとあかんよ。

疑惑を少しでも解消するためにもまずはビデオ判定の導入。

みなさんいかがでしょうか。

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