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優勝校はミスをしない。白熱したノーシード同士の決勝戦(20240727 市立船橋×木更津総合)

延長10回タイブレーク、3時間超え

これまで何試合も観てきたが、

3本の指に入るくらいのベストゲーム

ノーシード同士の決勝戦。
ナイスゲームだった👏

試合後木更津総合ナインがアルプススタンドへ挨拶

優勝した木更津総合

市立船橋とは22年の千葉大会決勝で対戦するも敗退。(この試合もタイブレーク)

2年ぶりの再戦となった今夏でリベンジを果たし、6年ぶりに甲子園の切符を掴んだ。

今日は先発した千葉くんに尽きる。

決勝で背番号11??と思ったが、市船打線をバッタバッタと抑え、堂々のピッチング。

相手のバットの芯を外し、凡打の山を築いていった。

打っても5回に自ら同点タイムリーを放ち、試合の流れを引き寄せた。

惜しくも敗れた市立船橋

誤審疑惑、、は後ほど投稿するが

先発した工藤くん

本当にタフだった。

1試合投げ抜き、14奪三振
緩急を自在に操っていたのが印象で、なんといってもピンチに強い。

140㌔前半の直球と落差のあるスプリットで木更津打線を苦しめた。

打ってはトップバッターの合津くん。

先制点の突破口となる三塁打を放つなど、好投手・千葉くんを相手に打線を牽引した。

試合は終始投手戦。

市船・工藤くん、木更津・千葉くんが本当にいいピッチングをした。

どっちが勝ってもおかしくない状況ではあったが、

木更津の強さはミスをしなかったところだと思う。

木更津は試合を通してエラー0

特に内野の守備が固く、球際の打球も正確に捌きアウトにするシーンが目立った。

また、キャッチャーの羽根くんのフィールディングも光った。

強肩が持ち味で、盗塁を刺すシーンはもちろん、印象的だったのはかなりの頻度で捕手牽制を投じていたこと。

隙のないプレーを終始行っていた。

こうしたプレーによって投手からの信頼も厚くなる。

羽根くんが千葉くんの良さを引き出したと言っても過言ではないだろう。

(c)読売新聞

一方の市立船橋はエラー3つ。

この試合、最後はエラーによって試合が決まってしまった。

タイブレークまで来ると、ミスした方が負け。

攻守ともにミスが少なったことが木更津の優勝に導いたのかもしれない。

ただ、10回表の疑惑のシーンがあったものの、最後まで諦めず戦い続けた市船はとてもカッコよかった。

p.s.タイブレーク中は終始、市船ソウル。鳥肌が止まらなかった

※7/31出版予定

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