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圧倒的チーム力・早実vs個々のポテンシャルピカイチ・三高(20240728 早稲田実業×日大三)

2日続けてどえらい試合を見た。

やっぱり高校野球最高👏

今日の西東京決勝
昨日の千葉大会決勝

↓千葉大会の記事↓

高校野球西東京大会決勝は
大激闘の末、早稲田実業日大三に10-9でサヨナラ勝利。

9年ぶり30度目の夏の甲子園出場を決めた。

試合終了の瞬間
両校対照的なのが分かる

清宮幸太郎(日本ハム)を擁しベスト4まで進んだ2015年以来の聖地への切符となった。

昨日も伝えたが、野球は流れのスポーツ。
ピンチを抑えたり、チャンスで点を決めるとその流れをつかめる。

そして、流れを引き寄せたチームがその試合をものにする。(経験上)

しかし、今日の試合に関しては終始流れがどっちつかずの状態。

最後までどちら勝つか予想するのが困難だった。

取り上げるべき点はたくさんあるが、昨日同様各校感じたことを列挙していきたい。


勝利した早実

初回の先制点がとても大きかった。

1番の三澤くんが内野安打で出て、2番の宇野くんのタイムリーツーベースで先制。

1点で留まらず、4番の石原くんもタイムリーを放ち、3点取ったのが勢いづけた。

打線を見ると、日大三高とは対照的で突出して長打力のある打者はいない印象。

しかし、チャンスを確実に物にし、試合を通して繋ぎの打線を徹底したのが勝ちを手繰りせたかと。

また、守備面でも5人の投手陣が三高にとってもう1点欲しいところで点を与えなかった。

主導権を与えてしまいそうなところで与えなかったのが、チームに好循環を生んだ。

一方の三高

各打者の打球速度がえげつなかった。

序盤は風がライト方向に吹いていた影響からか、徹底した右打ち。

3回に同点3ランを放った岡本くん。

明らかに詰まっていたが、打球はグングン伸びていきライトスタンドに吸い込まれた。

風の影響もあるかもしれないが、
ユニホームがはち切れるくらいの体格から繰り出すスイングはとても脅威だった。

三高の場合は全打者が4番みたいな体格とスイングスピードをしていた。

ただ、先述した通り、ここでもう1点欲しいところで点を取れなかった。

ここが勝敗を分けたかと。

特に8、9回のチャンスで無得点が響いた。

逆に早実は終盤になってもそこをモノにした。

ここ最近の早実×日大三のカードは乱打戦の印象がある。

2016
秋季高校野球東京都大会 決勝

早実8×-6日大三
清宮幸太郎 5三振

2017年
高校野球春季東京大会 決勝

早実18-17日大三
清宮幸太郎 2HR

2018年
高校野球春季東京大会 準決勝

早実5-7日大三

2017年のインパクトが強すぎるが、ロースコアの試合はない。

今日の試合も

早実10×-9日大三

選手は大変かもしれないが、見る方にとってはたまらない試合。

乱打戦必至のカードは今後も目が離せない。

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