動物絵日記~時々ロシア

ロシアという国に行ったことはありますか? 観光ガイドに書いてないような隠れた名店、名所…

動物絵日記~時々ロシア

ロシアという国に行ったことはありますか? 観光ガイドに書いてないような隠れた名店、名所から私が旅をしてみた風土や自然まで 読んだあなたをロシアに行きたい!と思わせる記事を挙げていきます! 本業:ロシア雑貨貿易 渡航回数:4回 滞在日数:200日

最近の記事

    交流会(続き12)

    ホームステイを終えたファーストロシア5日目 私たちはホームステイ宅を後にし、市内の公民館?のようなところでホームステイをしてくれたロシア人家族たち合同の文化交流会に参加した 民族衣装を身に纏った女性たちがロシアの歌を歌ってくれたり、伝統的な踊りを披露してくれたり、5日目の今日も熱烈な歓迎を受けることとなった 写真はホームステイ宅の人たちと沿海州のマスコット的な存在であるトラの粘土細工を塗っているところ 今回、ホームステイを受け入れてくれた家庭は適当に決まったものではない

    冒険家アルセニエフと彼を導いたウデヘ族

    若者の何パーセントが「デルス・ウザーラ」という人物を知っているだろう おそらく0.1%にも満たないのではないだろうか 1900年初頭、ロシアの極東周辺はまだよくわかっていない地域だった 私の投稿では極東地域というワードがよく出てくるが、ロシアの極東地域とはウラジオストクやハバロフスクなどロシアの管轄している区域の中で最も東のほうにある区域のことである 首都のモスクワから5000㎞以上離れたこの土地を調べるためにやってきた一人の冒険家が「ウラディミール・アルセーニエフ」とい

    冒険家アルセニエフと彼を導いたウデヘ族

    10時間だけのホームステイ 自分の人生を変えたロシア人家族との出会い(続き11)

    チェグエフカでウデヘ族のシャーマンの方にお別れを告げ、私たち一行はアルセニエフ市にバスで向かった アルセニエフ市はウラジオストクから北東へ250キロほど離れたところにある都市でスキー産業とクワスの製造工場があることで有名な都市である この「クワス」というのはロシアで飲まれている炭酸飲料で、黒パンと同じライ麦と麦芽を発酵させて作られている。味のほうはコーラの炭酸をよりマイルドにしはちみつのような甘みを加えたような味である ロシア国内であればどこでも売っているので試す機会があっ

    10時間だけのホームステイ 自分の人生を変えたロシア人家族との出会い(続き11)

    ウデヘ族のシャーマン宅へアイヌによく似たロシアの民族(続き10)

    農場を後にした私たちはロシアの先住民族であるウデヘ族のシャーマンの方が住んでいるチェグエフカという村にバスで向かった この方は私の高校に視察に訪れていた方の一人で面識があったため会えるのを楽しみにしていた人の一人だった 村までの道はガタガタの悪路で運転手さんはよく迷わないなと思うくらい森の中を進む感じだ 十勝のような何もない草原が続く 舗装されていない林道を進む 途中ヤギの群れがいた、誰かが飼っているのだろうか 観光バスが通るような道が続き、気付くと川の中までバスで

    ウデヘ族のシャーマン宅へアイヌによく似たロシアの民族(続き10)

    自分の土地に来れば自分のもの?ロシアの農場での朝2(続き9)4日目

    前回の投稿では朝ご飯を食べるところまでお話しした 今回は農場へ行った時のお話である まず農場の広さなのだが、とにかく広い・・・流石は世界一の土地面積を持っているロシアというところだが、車で3,40分走っても端に着かないほど大きいとただ大きい農場である・・・と漠然としか伝えることができない この農場にはもともと飼われている豚や馬のほかにたくさんの野生動物がいる この農場で見られる動物をご紹介しよう まずは馬 この農場では車での移動以外でこの馬を使って移動をしている日本でよ

    自分の土地に来れば自分のもの?ロシアの農場での朝2(続き9)4日目

    自分の土地に来れば自分のもの?ロシアの農場での朝(続き8)4日目

    ウラジオストクから車で3,4時間ほどでやっと目的地のアルセニエフ市周辺に着いた 今晩は地主さんの農場に泊まることになっている ホテルでもないのにとても綺麗な内装と高そうな家具やテレビが置いた部屋を案内されロシア人の客人に対する扱いに改めて感心する ちなみに、ロシアの多くのお風呂は上の写真のようなカプセルタイプが多い、またはビジネスホテルなどにある浴槽にカーテンをかけて浴びるタイプがある 一般的なロシアのホテルではカプセルタイプを見かけることが多いのだが、どこのカプセルタイプ

    自分の土地に来れば自分のもの?ロシアの農場での朝(続き8)4日目

    ウラジオストクでの表敬訪問2(続き7)

    先日に続き、3日目のお話である ウラジオストクの自然保護団体と意見交換を終えた後、私たちはウラジオストクの民族音楽演奏及び舞踊を習っている子たちのコンサートに参加した ロシア人の多くは子供にたくさん習い事をさせる 中でも人気なのがダンスとサッカーで、そんな習い事の一つが民族音楽になる どうして子供にいくつもいくつも習い事をさせるのか聞いたら「子供の自由な時間を無くすことでマフィアになるのを防ぐため」・・・・・ 確かにロシアでは若い男の子たちがマフィアに憧れることが多いらし

    ウラジオストクでの表敬訪問2(続き7)

    ウラジオストクでの表敬訪問(続き6)

    ファーストロシア3日目はウラジオストク州都での意見交換、地域の自然保護グループとの会談、伝統音楽グループとの交流を行った ウラジオストクの州都は街の中心にある高い建物でありシンボル的な存在だ 1回はカウンターとコート預り所があるのだが、このカウンターが日本の会社のようなカウンターではなく銃を持ったセキュリティーが一人一人の身元確認を行うちょっとした監視所みたいになっている。 この建物は少し前まで写真を撮ったりしていると警察官にスパイじゃないのか?と聞かれるような場所で、日本

    ウラジオストクでの表敬訪問(続き6)

    ロシア人の歓迎は世界一2 (続き5)

    一日一日がとても濃い初ロシア 結構書いているつもりでもまだまだ2日目が続きている 少し他の投稿の内容とも被るので少し写真をたくさん挙げて、見てくれているあなたに雰囲気を味わってほしい 華やかな衣装や不思議な言語が一気に異国への道を切り開いてくれる 日本にも古くからの舞踊があるが、それを日本で見ているとき 外国の方達からするととても刺激的で非日常を味わうことができている瞬間なのだろう ロシアに行くまでロシアという国を深く知ろうとは思っていなかったし、言ってしまえば全く意識

    ロシア人の歓迎は世界一2 (続き5)

    ロシア人の歓迎は世界一!(続き4)

    少し大げさなタイトルで前回③の続きを始めるが、実際のところロシア人の来賓に対してのもてなしは本当にすごい! どんどん出てくるごちそうに歌に踊り、さらには贈り物 あまりにもみんな贈り物をくれるので、トランクに余裕を作っておかねば間違えなく空港で超過料金を払うことになる(筆者は毎回払うことになっている) さて、初日高校の一室に泊まった私たちが次の日訪れたのはウラジオストク含む沿海州でも指折りの国立大学である極東連邦大学である。 ここは2012年のAPECの会場になった場所であり

    ロシア人の歓迎は世界一!(続き4)

    コラム 吞兵衛の楽園!ロシアのお酒事情

    ロシアと聞くとウォッカを想像する人が多いのではないだろうか? 実際ロシアのスーパーに行くとお酒の種類の豊富さに驚く。ウォッカだけでも10種類以上、テキーラ、ワイン、ラム、カクテルそしてビールに至っては数十種類にも及ぶ。ロシア産のビールももちろんのことドイツやポーランドといった他国のビールもその多くを占めている。 そして飲む量もまたすごい! なんとスーパーにはビール用の樽が置いていて2Lペットボトルに各自で入れて帰っている・・・ 仕事柄、ロシア人と酒を飲みに行くことも多いの

    コラム 吞兵衛の楽園!ロシアのお酒事情

    思い知ったロシア教育の凄さ!個々を生かして国を作る(コラム)

    少し教育的なタイトルでお伝えするファーストロシア2日目 一応、前回の記事3の続きという形でロシアで視察した学校教育を書いていきたい。 私たちが視察したのはOKEANという国立の小中高一環の教育施設だった。 この施設では所謂日本で一般的に見られる学校教育とは全く違う形の教育を見ることができた。 トップの写真はその施設のカフェである。実はこのカフェを作ったのここに住まう学生たちである。初めに「全く違う形の教育」と書いたが、先に言うとこの施設は一般教育とは別に生徒たちの職業訓

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    思い知ったロシア教育の凄さ!個々を生かして国を作る(コ…