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ロシア人の歓迎は世界一2 (続き5)

一日一日がとても濃い初ロシア
結構書いているつもりでもまだまだ2日目が続きている

少し他の投稿の内容とも被るので少し写真をたくさん挙げて、見てくれているあなたに雰囲気を味わってほしい


華やかな衣装や不思議な言語が一気に異国への道を切り開いてくれる
日本にも古くからの舞踊があるが、それを日本で見ているとき
外国の方達からするととても刺激的で非日常を味わうことができている瞬間なのだろう

ロシアに行くまでロシアという国を深く知ろうとは思っていなかったし、言ってしまえば全く意識の外、関心外であった
むしろ私たち日本人はアメリカとの政治的、貿易的な接点が多くロシアの印象は冷戦や戦争のこともあり、冷たく、どこか暗いイメージを持っているという人が多いのではないだろうか?
私もそうだった
それが実際にロシアに行き、ロシア人と話してみたらどうだろうか・・・
写真を見てもわかる通り、私たちの来訪を心から歓迎し、出会えている短い時間をできる限り良いものにしようともてなしてくれる
この人々を見ていると国境や国といった概念がいかに人と人との繋がりの障害になっているかを痛感する
本当はこんなに素晴らしい人たちが住んでいるんだ!
実は日本に憧れている人ばかりで日本に旅行に行くことを夢にまで見ている人たちがいるんだ!
ロシア人のいたわりや友情は日本人のそれととても似ていると思う
日本には「おもてなし」という概念があるが、ロシアで会った人たちはみんなこのおもてなしをすることを自分の楽しみにし、相手が喜ぶことを自分の喜びとしてくれているとロシアに行くと実感するだろう

(これはロシア人同士でも客人に対して言えて、ここまでするかというくらい相手をもてなす)

彼、彼女らがしてくれていることは形に残らないものである
金銭的やりとりがあるわけでもなく、むしろ練習や準備のことを考えるととても長い時間をこの形が残らないさらに言えば結果もわからないものに費やしている。
この労力の元に私以外のメンバーがどのような影響を受けたかは分からない

ただ私は名前も知らないロシア人たちの歓迎を今でも忘れないし、自分が披露したわけでもないのに友人たちに話して驚かれるととても嬉しく気高い気分になれる

社会に出ると生きることに必死になり、それに必要なものだけ求めていってしまっているのかもしれない
なにを言っているのかも何を考えているのかも分からなかったそれでも私たちにとって本当に必要なものとはそんな文章にすると訳のわからない、そんなものなのかもしれない。

続く

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