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自分の土地に来れば自分のもの?ロシアの農場での朝(続き8)4日目

ウラジオストクから車で3,4時間ほどでやっと目的地のアルセニエフ市周辺に着いた
今晩は地主さんの農場に泊まることになっている
ホテルでもないのにとても綺麗な内装と高そうな家具やテレビが置いた部屋を案内されロシア人の客人に対する扱いに改めて感心する

ちなみに、ロシアの多くのお風呂は上の写真のようなカプセルタイプが多い、またはビジネスホテルなどにある浴槽にカーテンをかけて浴びるタイプがある
一般的なロシアのホテルではカプセルタイプを見かけることが多いのだが、どこのカプセルタイプのお風呂もお湯の温度調整がとても繊細なのでちょっとしたコツが必要だ
あまり勢いよくお湯から出してしまうと火傷するくらい熱いお湯を浴びることになってしまうので少しずつ水にお湯を加えていくつもりでやると上手くいくので覚えていたら試してほしい

4日目起きて朝食をとる
主食はロシア風のおかゆ「カーシャ」
カーシャにはそばの実を使ったり、お米を使ったり色々な種類がある
日本と同じように作ったおかゆの中にバターと砂糖を入れる・・・・砂糖・・・
とっても甘いのでデザートみたいなおかゆで私は甘すぎて食べるのに少し苦戦した

ほかにもサラミやフルーツなど思わず朝からお酒が飲みたくなってしまうような組み合わせで、味のほうも日本人の舌に合うものばかりでとっても美味しい

そして忘れてはいけないのがお茶である
ロシア人はお茶が大好き!お休みができたり、客人が来たりするとみんなお茶とお菓子を持ち寄りちょっとしたパーティーが始まる
街中にはスーパーと同じくらい移動式のお菓子屋さんやパン屋さんが並び、いつどこにいてもお茶パーティーを始められそうだ
「ロシア流のお茶の飲み方」
濃い目のお茶をティーカップの五分の一ほど注ぎ、お湯を足すことで濃度を調整する
ジャムを複数用意し、スプーンで口に含みながらお茶を飲む
これで一杯のお茶でいくつもの味を楽しむのがロシア流である

冬に何も作れない時期があるロシアではジャムや漬物の種類がとても豊富である
春夏秋の間に自分たちで獲った野菜や果物を加工して長い冬を乗り越えていた名残がこの種類の多さに繋がっている

続く

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