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交流会(続き12)

ホームステイを終えたファーストロシア5日目
私たちはホームステイ宅を後にし、市内の公民館?のようなところでホームステイをしてくれたロシア人家族たち合同の文化交流会に参加した

民族衣装を身に纏った女性たちがロシアの歌を歌ってくれたり、伝統的な踊りを披露してくれたり、5日目の今日も熱烈な歓迎を受けることとなった

写真はホームステイ宅の人たちと沿海州のマスコット的な存在であるトラの粘土細工を塗っているところ
今回、ホームステイを受け入れてくれた家庭は適当に決まったものではない
実は彼らの子供たちは数年前に日本のある都市でホームステイをし、日本の同年代の子供たちと文化交流をしたメンバーである
私たちを受け入れてくれたのも、その時日本のもてなしに感動して今回は私たちが・・・ということだったようである

日本とロシアは北方領土問題を抱えており、北海道のある都市では「北方領土は日本固有の領土である」と街頭放送をしているほどロシアと日本の溝は大きい
私の個人的見解で申し訳ないが、こういう問題を不可逆的に解決できる本当の方法は交流事業を重ね、日露双方の国民が相手国を思いやれるようになることだと思う
一度相手から受けた恩がサイクルとして繰り返されることにより少しずつではあるが友好の輪が広がっていくと身をもって感じることになった


続く

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