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自分の土地に来れば自分のもの?ロシアの農場での朝2(続き9)4日目

前回の投稿では朝ご飯を食べるところまでお話しした
今回は農場へ行った時のお話である

まず農場の広さなのだが、とにかく広い・・・流石は世界一の土地面積を持っているロシアというところだが、車で3,40分走っても端に着かないほど大きいとただ大きい農場である・・・と漠然としか伝えることができない

この農場にはもともと飼われている豚や馬のほかにたくさんの野生動物がいる
この農場で見られる動物をご紹介しよう


まずは馬
この農場では車での移動以外でこの馬を使って移動をしている日本でよく見る馬と同じような体格の馬もいれば、3mくらいありそうな大きな馬まで様々だった

ヤクとウシ
これも農場で飼われていて、詳しくは聞けなかったがミルクや肉をとっているのだと思う。
牧場のおねいさんが馬に乗って移動させていた

ねこさん
農場で飼われているのかは分からないがねこさんがいらした
きりっとしていてどことなく大統領に似ていた

野生のウマ
なんと野生化した馬が牧場内に生息している
何匹かの群れで行動してもともと飼われていたこともあり、近づいてくるものもいるが基本的に警戒していて気性が荒いウマがほとんど

シカ
牧場内の林付近にはたくさんのシカが生息している
日本のエゾシカと大きさや形が似ていて、アムールトラやオオカミなどの主要なエサになっているようだ

野生の牛
牧場内に普通にいる
牧場内に普通にいるということは飼っているのでは?と聞いてみたら「あの牛は私たちが飼っているものではない、ただ私たちの土地にいるから私たちの牛だ」
という感じでロシアでは自分の土地に入ってくると自分の所有物になるらしい
ただ、野生のウシなので馬と同じように気性が荒いのでなかなか近づけないらしい(なんじゃそりゃ)


野生のうさぎなんかも生息していて、木の下やタイヤの陰に隠れている
写真はそれを捕まえようとしてくれている写真

野生のイノシシ&豚
日本にもイノシシはいるが自分の土地に入ってきて家畜にされているイノシシは見ることはないだろう
先ほどのウシのところでも書いた「自分の土地に入ってきたら自分のもの」ルールでこのイノシシたちも農場主のものとなっている
ただやっぱり野生のイノシシなので農場の外に移動していってしまうことがある
なので、エサをあげて農場内にいる間に網を張り自分の土地から逃げないようにするのだという
自分の土地にいたら自分のもの日本だったら自分の土地にいるハトでも捕まえたら鳥獣保護法で捕まってしまうところだが、なんともロシアらしいというか・・・憧れる考え方である

続く

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