物事が分かってしまう人ほど話が合う人がいない

こんにちは。

牧　菜々子です。

どの分野にも、「できてしまう人」というのがいます。

物事が分かってしまう人。

そういう人ほど、話が合う人が少なくなってしまいがちです。

「話が合う人がいないなぁ。」

そう感じるのも、無理はありません。

語り合える人がいない

『徒然草』を書いた吉田兼好も、「話が合う人がいない」ことを嘆いています。

「自分と同じ心を持っている人がいれば、水入らずに語り合い、癒しあうことができるのに。

そういう人は都合よくいるわけはない。」

兼好ほど優秀な人なら、自分と同じことを考えていて心行くまで語り合える人というのは、周りに１人もいなかったのではないでしょうか。

だからこそ、後世に残る文章を書き上げることになったのではないかと思います。

話が合う人がほしい

話が合う人と、語り合うことは、この上ない癒しになります。

ところが今は、価値観が大きく変化していることもあって、同じ分野の人同士でも物事が分かってしまう人とそうでない人とでは話が合わないということが起こります。

話が合う人が、限られてしまっているのです。

「話が合う人がほしい」。

そう思う人が増えているタイミングなのです。