西村真紀

働きたい人や働く人と企業の間にいます。人や企業の魅力を発見したい。対話の場では安心係。…

西村真紀

働きたい人や働く人と企業の間にいます。人や企業の魅力を発見したい。対話の場では安心係。小さな変化をひろいあつめて味わうことが好きです。「持ち味をいかしあう」をキーワードに情報収集したり、学んだりしています。

最近の記事

面接の現場で「弱み」を聞くことを考える

こんばんは。今日もおつかれさまです。 面接の現場で「弱み」を聞くことを考えてみたいと思います。 よく聞かれることなのですが、そこから深掘りされると自分のボロがでそうなので無難に答えたくなるテーマです。 それでも、応募者さんの特徴をいろいろな方向からとらえるために、深く聞いていきたいテーマでもあります。 社長が書いた『面接ハンドブック』によると、弱みを聞くには「強み」を肯定したあと「ちなみに・・・」と聞く、とのこと。 肯定もせずに、特に反応もせずに、「強みは?弱みは?」と

    • 面接の現場で「強み」を聞くことを考える

      こんばんは。今日もおつかれさまです。 面接の場で「強み」を聞くことについて考えてみます。 社長が書いた『面接ハンドブック』によると、面接で「強み」を聞くことは、応募者の特徴と、自社でやってもらう仕事がマッチするかどうかの適正を測るうえでとても重要とのこと。 そもそも、環境によってその人の特徴が「強み」になったり「弱み」となったりします。そこにあるのは、強みや弱みというよりも「特徴」なのだと思っています。 それでも面接で「強み」を聞くのは、応募者の魅力を引き出していくことが

      • 面接の場で「自己紹介を掘り下げる」ことを考える

        こんばんは。今日もおつかれさまです。 面接の場で「自己紹介」を掘り下げることについて考えてみます。 冒頭で応募者に話してもらった短い自己紹介から、掘り下げてその人らしさを引き出していくことが目的になります。 社長が書いた『面接ハンドブック』によると、自己紹介を掘り下げるコツは「周辺のエピソードを聞いていく」ことと「何係?」と聞いていくこととのこと。 たしかに、いきなり考えや感想を求められるよりも、具体的なエピソードから聞いてもらえた方が話しやすいです。そのエピソードの中

        • 採用の現場から自己紹介を考える

          こんばんは。今日もおつかれさまです。 面接の中での自己紹介について考えてみます。 採用担当者さんが、アイスブレイクでいい空気をつくってくれても、自己紹介するのは緊張するでしょう。 私も頭が真っ白になりそうだから、一言一句レベルで自己紹介を準備して面接に臨んだこともありました。 社長が書いた『面接ハンドブック』によると、むしろ準備されていないエピソードに滲み出るその人らしさにこそ、業務に活かせる魅力が潜んでいる、、とのこと。 どうしたら、準備されていないエピソードを話せるか

        面接の現場で「弱み」を聞くことを考える

          面接開始5分の空気のつくり方を考える

          こんばんは。今日もおつかれさまです。 面接開始5分でいい「空気」をつくる、ということを考えてみます。 「面接でもっと自分を見せてほしいのだけど・・・」と思う企業さんは多いと思います。面接で本当の志望動機や、等身大の強みや弱みの話しができたら、お互いにその会社で働いたとした時のことを具体的に考えることができて良いのになと思います。 一方で、求職者さんが素の自分を見せられないのは、失敗したくない気持ちやボロを出したくないという気持ちがあるからでしょう。 私も求職者として面接を受

          面接開始5分の空気のつくり方を考える

          採用の現場で「条件」を伝えることを考える

          こんばんは。今日もおつかれさまです。 採用の現場での「条件」の確認のことについて考えてみます。 面接の「最終フェーズ」で提示されることが多いお給料などの条件ですが、求職者さんの立場からすると「応募前」からすごくチェックしている項目だと思います。 例えば、基本給20〜30万円という幅広の設定をされている求人票をよく見ますが、求職者さんは下限の「20万円」を基準に検討している人が多いです。 基本給が幅広設定の求人票を見て「経験も活かせそうだし、やりたい仕事なのですがお給料が・

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          採用の現場で企業の「事情」を伝えることを考える

          こんばんは。今日もおつかれさまです。 採用の現場で自社を理解してもらう時の「事情」の伝え方について考えてみたいと思います。 お互いのために「事情」を伝える 私は働いている人や転職を考えている人のお悩みを聞くことも多いのですが、仕事や企業の考え方が「思っていたのと違った」という話を最近よく聞きます。そう感じてしまうと、働く人は会社への信頼の気持ちや頑張ろうという気持ちは削がれてしまうでしょう。働く人と企業の間の立ち位置でこういう話を聞くと、お互い不幸だし残念な気持ちになり

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          採用の現場で自社の魅力を伝える3つの切り口を考える

          今日もおつかれさまです。 自社の「魅力」の伝え方を考えたいと思います。 こちらもよく企業さんにお話しするテーマです。でも、「魅力」って企業次第だし、それを受け取って良いと思う求職者さん次第なので具体的に伝えるのが難しいテーマです。 企業の魅力的を伝えることはミスマッチを防ぐこと 社長が書いた『面接ハンドブック』によると、企業の魅力は「仕事内容・社風・人」の要素で伝えるということ。 「仕事内容」は、事業の伸び代・身につく知識・仕事の領域の広さなどのことです。 なるほど、

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          自己紹介

          株式会社いろあわせ  ディレクター/キャリアコンサルタント 西村です。 働きたい人や働く人と企業の間でこれからのはたらくについて一緒に考える仕事をしています。 もともとは、観光関係の広告や記事をつくって売る仕事をしていました。宿泊業界にも人手不足の影響が出始めた頃。 クライアントさんから「ぜんぜん応募がないのよ」と求人広告の出しかたの相談をされたことが転機となり、そもそも応募したくなる求人とは何かを考えたり働く人や組織について勉強していくことで人材業界に興味を持ちました。

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          採用の現場で自社を伝えるための3要素から「想い」を伝えることを考える

          こんばんは。今日もおつかれさまです。 「応募がぜんぜんなくて困っている」とか「人がすぐ辞めてしまう」 という相談にのることがとても多くて、それになんとか答えるために本を読んだり勉強したりしているのですがなかなかうまく説明できなくて・・・。 自分の言葉で話せるようになるために、学んだことをnoteに書いてみることにしました。 相手に何が届けば自社を伝えたことになるのか 「採用できない」と相談されたときに、一番言いたいこと「自社のことを伝えてほしい」ということ。企業のパンフ

          採用の現場で自社を伝えるための3要素から「想い」を伝えることを考える