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面接の場で「本当の志望動機を探る」ことを考える

こんばんは。今日もおつかれさまです。

面接の場で「本当の志望動機を探る」ことを考えてみます。
就活相談をしていると、志望動機の添削をお願いされることがあります。
人によって見るポイントは違うと思うけど、私の場合は応募者さん自身が働く上で大事にしたいことをまず確認していきます。
応募者さんが働く上で大事にしたいことが、その会社で働きたい動機とつながっていることが大事だと考えているからです。
だけど、それを明確に言葉にできなかったり気づいていないこともあります。
面接という場では、なるべく無難に伝えたいという気持ちもあるので、働く上で大事にしたいことを自分から話すことにハードルを感じる人もいるでしょう。

社長が書いた『面接ハンドブック』によると、志望動機を聞く目的は応募者のモチベーションのありかを見極めること、、とのこと。

例えば同じ「事業モデルの可能性」が志望動機だったとしても、そこに「将来安定」を見出して応募される人もいるし、「チャレンジできる環境」を感じて応募される人もいる。
「安定」と「チャレンジ」、この企業で働くことで満たされる価値観はどちらなのでしょうか?
ここは企業の方が、その言葉の裏側にある価値観を見極めてくことがお互いのために重要だと思いました。

そういえば、「志望動機は聞かない」と言ってた人事の方もいました。
準備されてきたことよりも、本音の対話に意味があるということなのでしょう。面接の場で見極めるということよりも、本音で対話できる状態をつくる声かけや関わりがあるから、結果的にお互いが見極められることもあるのだろうと感じました。

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