往復書簡/S→N/2023年7月1日
線状降水帯なんて言葉を知ったり、使ったりするようになったのは
最近のことのような気がします。
屋根を激しく打つ雨音に恐怖と不安が募るのは
この家に引越してきたばかりの頃
屋根の補修の途中の段階で
業者の行き違いにより
家財も入った状態の主人の部屋が
びしょ濡れになった経験があるからです。
あの日のショックたるや。
水だから、拭けばいい、乾けばいいのでしょうが
心の傷みたいなものは、未だに残っていて、雨音を聞く度に、ザワザワします。
トラウマって、あとを引くもので
自覚がなく