makijaku

エッセイ・詩・写真・コレクションなどのzineが好きで、集めたり、作ったり、販売したり…

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エッセイ・詩・写真・コレクションなどのzineが好きで、集めたり、作ったり、販売したりしてます。2022年4月に自身の集大成のような「ZINE」を完成して一段落。ここは、私の断片を綴る拠り所。私の中で、自由に飛び回る言葉たちは、リアル?妄想?その境界線は、曖昧で、不透明なままに。

マガジン

  • 往復書簡 N⇔S

    • 37本

    長崎で書店を営むウニスカさんと、佐賀の何屋か不明なmakijakuさんが、ひょんなことから、往復書簡を始めることに! お互いのことを、ほとんど知らない二人が、どんなやりとりをしていくのか? どこへ向かって行くのか? ちょっと気になりませんか?

  • 宛先のない手紙

    思いごと 考えごと その先には 誰かが居たり居なかったり そうして私は 自分と対話していく

  • 製作室

    製作室でのこと。

  • 対人

    出会った意味 役割 確かめたい思い この先 私は 大切にしていきたい人との 対話と時間を 私の言葉で綴っていきたい

  • 散文

    過去の自分帳に書かれていた言葉 最近の心に浮かんだ言葉 詩のようなもの 時に誰かの想いを 代弁してみたり

最近の記事

往復書簡/S→N/2024年5月1日

4/21/日に、UNIMAKIZINE2024が閉幕。 翌日には、一大決心を発表されるとあって、そわそわしながら、その動向を見守っていました。 そう。 見守るしか出来ないんです。 人には、それぞれ生きる道があって、自身で選択していくしかない。 誰かの生き方を、参考にはすれど、ピッタリとはまることなんて、無いに等しい。 自分のことを知って、自分に合った生き方を見極めていくことが、シアワセへの近道だと知ったのも、ウニスカさんをキッカケとした、この3年のことです。 誰かに必

    • 拝啓、ウニスカ様

      「とうとう」 今の心情を表現するとしたら、そんな感じかな? どこからどこまで? ウニスカさんが、考えたり、感じてきたことの 全てを知ってるわけではないし、知っていたとしても、やっぱり、100%は、分かり得ないことなんだと思っています。 「面白くない人生だったな」 お父様の病床で、ウニスカさんが心の中で呟いた一言。 2022年の5月、ウニスカさんが、開業記を発行されるちょっと前に、その言葉について触れたメールのことを思い出して、読み返していました。 その頃の私は、問いを

      • 往復書簡/S➡N/2024年3月1日

        ウニスカさん。 11回目のお誕生日おめでとうございます。 ウニスカさんが、閏年の2月29日生まれだと教えて下さったのは 往復書簡を始める前のことだったかもしれないですね。 今や、私たちにも「あの頃」と呼べる過去が存在するようになって 今回のウニマキ初日前後に滞在して話してる時にも、振り返れる思い出が、いくつかあることが、なんだか不思議で 今に繋がった月日の流れを頭の中で辿ったりしてました。 ウニスカさんが本屋さんを始めて間もなく ちょーのくんが小鳥書房さんと繋がって ウニ

        • 笑顔の理由

          「本当は、泣きたかとやろうに、泣いてよかとに、無理して笑ってから…」 2022年の7月に、祖母が他界し それまでと、そこからの境目に とても図太い線を引かれた気がした。 それから間も無く、母が怪我で入院。 2ケ月程で、一人暮らしを再開するまで 回復できたことは、今となっては 不幸中の幸いだったと思う。 平成元年に新築の建売で買った実家は 私が小学5年生から、22歳で結婚するまでの 12年間、祖母と母と私の3世代女子3人で暮らし、時々、弟が帰ってくる。 結婚してからは、

        往復書簡/S→N/2024年5月1日

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        • 往復書簡 N⇔S
          37本
        • 宛先のない手紙
          6本
        • 製作室
          2本
        • 対人
          7本
        • 散文
          14本
        • このごろ
          43本

        記事

          長崎日帰り旅~さっちゃん編

          夢の中だと自由なはずなのに 自分でも夢だと薄々気付いているのに 現実で植え付けられた縛りをそのまま 反映してしまうことがある。 羽目を外せない、怖がりな自分が 時々、歯がゆくなる。 そして、目覚めて間も無く ほとんど忘れてしまう。 さっちゃんが見た夢の話を聞かせてもらったのは、出逢って間も無い頃で、この夏に控えているコラボの最初の相談に来てくれた時だった。 私が、長崎出身ということもあって 思い出したエピソード。 内容を全部はっきりと 覚えていたわけではないけれど 最後に

          長崎日帰り旅~さっちゃん編

          いつかの誰かに

          めがね橋から、メディカルセンターまで 電車に乗る。 年配の方から手招きをされ 空いた隣の席を、とんとんと 座るように促された。 「友達がね、電車内で転んで、骨折して、車椅子生活になったの。空いてる時は、座りなさい。年なんて関係ない。」 そう、おっしゃった。 自分より若いお友達だったそうで 元気な頃は、世界各地を旅行されるような、行動的な方だったとか。 自身も、旅行に行ったりして、余生を過ごしてきて、次は、能登に行こうと思っていたら、年始の災害。 「今度、なんて無いの

          いつかの誰かに

          UNIMAKIZINE2024参加募集中!

          2022年2月22日にスタートした「UNIMAKIZINE」は 長崎の本屋ウニとスカッシュと 佐賀のmakijaku製作室とのコラボ企画としてスタートしました。 「ZINE」好きが高じて、それぞれの店で 「ZINE」を取り扱っていたことが そもそもの出会いのキッカケだったのかもしれません。 第1回目のスタートに合わせてコラボ作品として共作したのが 「365日ウニスカおはようツイート集」 ウニスカさんが、本屋さんをオープンされた 2021年2月22日から、毎朝、続けてこら

          UNIMAKIZINE2024参加募集中!

          20240112

          side-B おそらく みんなが知りたいのは 昨日の、あのテンションから どう立ち直るか? 正直なところ 切り替えは、昔より 断然早くなった自覚は、ある。 だいたい寝たら、回復するのだけれど それ以外の要因について、分析してみた。 昨日、日記をUPした後 気分転換にDIYの本を開いた。 そもそも、今後、DIYの予定があったから その参考にもなればと。 結果、分かったこともあって 消去法で、別の選択肢を選ぶことになる。 気分転換の1歩が、確実に、次の1歩に。 それ

          往復書簡/S→N/2023年12月4日

          このままフェードアウトするのでは?と心配していたので、お返事、嬉しいです。 リハビリって、大事ですよね。 そして、私も、お返事遅くなりました。 母との旅の途中の12月1日に UNIMAKIZINE2024開催宣言をして 京都、奈良、香川と、目まぐるしく移動しておりました。 さて。 ウニスカさんの「想像力」は異常なんでしょうか? 誰しも「異常」さは、持っている気がしていて つい先日も、私が今月、発行しようとしている 「日記ZINE」のサンプルを見た友人に「病気やね」と言われ

          往復書簡/S→N/2023年12月4日

          46

          トークイベントで、オリツさんも言っていた。 年齢には、こだわらないし、要は個体差だと。 そして人生で「今」の自分が一番好きだとも。 私も、そう感じてるから、年齢も軽く口走る。 10月6日、通称?トムの日に、46才になりました。 46年前のその日に、長崎の原爆病院で 母が生んでくれました。 祖母は、当時、小学校の給食の調理員をしていて 病院へ向かうバスでの移動中、最後部席に座っていて 急ブレーキにより、前方の通路へ転げ落ちたそうです。 首を痛めたと聞いています。 彼女にと

          シアワセのデザイン

          コラボしたい。 「22+22=44」の中に収めた 対談記事/シアワセの便箋と、ショートショート。 ちょーのくんとのコラボは、それが始まりだった。 それ以降も、また何か出来たらいいな!と ずっと考えていた。 ちょーのくんと二人で? Decchi の三人と? てんびん座の二人と? 時折、ちょーのくんに投げかけていく中で 「リアル」というキーワードが浮上する。 そして、私の中にあった、もう一つの望みが 光るのを感じた。 昨年の夏から、しばらくの間 自分の道も、家族の道も、見

          シアワセのデザイン

          往復書簡/S→N/2023年9月1日

          ウニスカ様 ウニスカさんが嫌いな夏も、朝夕の涼しさや、虫たちが、その終わりが近いことを知らせてくれるように。 日の入りも早くなりましたね。 蛍茶屋からの夕暮れ時の様子も、楽しみに拝見しています。 先月の短歌ですが、ミステリー小説を彷彿とさせるような世界観で、ゾクゾクしました。 お題の単語そのものを使わずに、言葉のイメージからの創作、お見事です。 そして、私が頂いたお題は 「家族」「幸せ」「呪縛」 初見では、てっきり、私の背景をイメージして下さってのことかと思っていたんで

          往復書簡/S→N/2023年9月1日

          往復書簡/S→N/2023年7月1日

          線状降水帯なんて言葉を知ったり、使ったりするようになったのは 最近のことのような気がします。 屋根を激しく打つ雨音に恐怖と不安が募るのは この家に引越してきたばかりの頃 屋根の補修の途中の段階で 業者の行き違いにより 家財も入った状態の主人の部屋が びしょ濡れになった経験があるからです。 あの日のショックたるや。 水だから、拭けばいい、乾けばいいのでしょうが 心の傷みたいなものは、未だに残っていて、雨音を聞く度に、ザワザワします。 トラウマって、あとを引くもので 自覚がなく

          往復書簡/S→N/2023年7月1日

          勇気のバトン

          製作室の隣の小部屋のスペースを使って 自身の創作物を展示するというスタイルは 今回が、初めての試みだった。 「個展」は、昨年の10月に ゆりちゃんとの対話の中で 出てきたキーワードで ゆりちゃんの中には、すでにあったもの。 その場所として 製作室を候補に挙げてくれたのは 彼女のパートナーの、はやちゃん。 これまでの私たちの距離感や 空間としての製作室、小部屋を 知ってくれていたからかな? そのこと自体も、とても嬉しくて ぜひ!と即答した。 すでに予定されていた企画やイベン

          勇気のバトン

          見守って照らして頷いて

          梅雨だというのに 会えないだろうと 期待することもしないで居たのに 顔を見せてくれたあなは 隠れていた あの娘を探しあてる そうよ、ちゃんと居るのよ、と あの娘は ニヤリとして 姿を現した 存在を消されるのを怖れて 身を潜めていた 小さい体を 更に小さく屈めて 一緒に連れて行くと 約束したのに 私は またしても 置き去りにしようとした ごめんね 月は 何も言わない ただ見守って 私が欲しい言葉に 光を当てるだけ もうすでに 私の中にある感情を 写し出すだけ

          見守って照らして頷いて

          インポータントタイム~エピソード0~

          ウニスカ 様 また強くなっちゃいますね。 出会った当初 「もう少し、肩の力を抜いて」と 言ったことがあったような? ずっとじゃなくても、そんな時間を作ってと。 でも、いつしか、それが ウニスカさんのペースと生き方なんだと 「そのまま」を尊重しなければと思うようになりました。 全てでなくても、自分の言葉で、ここまで書けるって、やっぱり、才能だと思います。 今や「本屋ウニとスカッシュ」は、皆さんとの出会い、作品との出逢い、そのキッカケの場、繋がる拠点に。 日陰に差す光「

          インポータントタイム~エピソード0~