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往復書簡/S→N/2024年5月1日

4/21/日に、UNIMAKIZINE2024が閉幕。
翌日には、一大決心を発表されるとあって、そわそわしながら、その動向を見守っていました。


そう。
見守るしか出来ないんです。
人には、それぞれ生きる道があって、自身で選択していくしかない。

誰かの生き方を、参考にはすれど、ピッタリとはまることなんて、無いに等しい。

自分のことを知って、自分に合った生き方を見極めていくことが、シアワセへの近道だと知ったのも、ウニスカさんをキッカケとした、この3年のことです。

誰かに必要とされたり、誰かの日常や、心の中に、居場所が出来るって、とても嬉しいことで、でも、それを感じられるのは、面と向かって会えた時や、言葉にして伝えてもらわなければ、分からないことが多くて。
その時は、確かに、満たされるのだけれど、孤独や、不安は、すぐにそれらを消費して、空っぽにしてしまう。

お腹が空いたら、何かを食べればいいけれど、孤独や不安は、どうしたら埋まるのでしょう?

自分と向き合って、探っていく中で、その答えに、より近付いた実感があるのです。

不安は、不安要素を解決するしかなく、孤独は、温かい人との関わり、人の愛でしか埋まらないと。

ウニスカさんの決断は、それをより実践される形になるのでは?と感じていて、だから、その選択を応援したいし、見守っていたいのです。

搬出と精算とのタイミングが、実店舗の営業を休止される直前となり、その現実が、ウニスカさんの常連さんや、関わりのあった方たちそれぞれに、大きな衝撃となっていることも、目の当たりにしました。

ウニスカさんが、蛍茶屋で本屋さんを始めてくれたおかげで、私には、長崎でmakijakuとして関われる人たちとの出会いに恵まれ、今回、滞在した数日でも、それをより体感することとなったのです。

「書くこと」の再開のキッカケをもらった、ちょーのくんをはじめ、UNIMAKIZINEの参加者さんや、そこを訪れてくれた方々、また、そこからの繋がり。
今の私を作り上げてもらうために、この3年間は、必要不可欠でした。

だからこそ、ウニスカさんに感謝してやまないし、見守っていたいし、シアワセを祈るのです。

ウニスカさんが、ふぅーっと吹いた、タンポポの綿毛が飛び立って、その先で、また芽を出していく。
その連鎖と循環の中に、ウニスカさんは、しっかりと存在している。

幼い頃のご自身に、教えてあげて欲しい。
君の居場所は、ここにちゃんとあるし、自分で踏み出した1歩のおかげなんだと。

実店舗のお休みを通して、ウニスカさんにとって一番良い形を見出だして下さい。
皆さんも、見守って、待っていて下さるはずです。

新しい暮らしのペースに慣れるまで、しばらく時間がかかると思います。
この往復書簡も、ちょっとお休みして、また善きタイミングで、お返事お待ちしてますね。

私が頂いたお題は「子供」「休日」「タンポポ」でした。
お手紙の中に、盛り込む形に。

次のお題は
「共有」「笑顔」「楽しみ」でいかがでしょう?

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