MAK

趣味でカメラを始めたので、写真とともに気の向くままに感じたことを書いていこうと思います。

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趣味でカメラを始めたので、写真とともに気の向くままに感じたことを書いていこうと思います。

最近の記事

人工の自然

  1985年に生物多様性という言葉が生まれて、環境問題、地球温暖化に起因した生物多様性の危機は言われて続けてきた。2018年のWWF(World Wide Fund for Nature)のレポートによると過去40年で世界の多様性の60%が失われたとのことだ。人類の急速な進歩がもたらした結果であることは言うまでもなく、地球資源の消費増加に伴い、人間が様々な形で他の生物・環境へ介入するようになったということだ。  最近、コミュニティの多様性を維持していくためには、どうすれば

    • 自分の内側が枯れてきたらどうしたらいいのか

       子供の成長とともに余裕と自由がなくなり、仕事も苦戦していることがあって、気持ちが沈んでいる。イライラされるとイライラするし、イライラすると、虚しくなる。ライフワークバランスが崩れていることが原因だと思っているが、自分の内側にピントが合わず、それすらよくわからない。時間が取れないので、気分転換に自分の世界に没頭することもできない。仕事はなかなか前に進まなくて、焦りがあって、自分の大切にしている価値観が霞んできている。自分の世界観の中で新しい問いを立てながら、生きていくことが幸

      • 内省

         テレワークが増えてから、ぼんやりする時間を大切にできるようになった。無目的に過ごす時間の贅沢さを感じることができるくらいには歳を取ったなーと感じるこの頃。緑を見てると癒される。  ぼーっとしなが、しばしば1日を振り返るのだが、最近、2つのことに気づいた。  ひとつ目は無意識に人と比較していること。私は人は人、自分は自分と思うタイプだと思い込んでいたが、内省していると自分はなんてできないのかとネガティブになることがある。また、もっとできるんじゃないかとか、時間を無駄にして

        • 面談でモヤモヤした話

           上司との面談で、組織の課題とその解決のためのアクションを考えてみてと言われた。つまり、視点をもっと上げてということだった。面談では終始、上司が私に期待することについて話したのだが、とても違和感を感じてしまった。  私は新規事業の創出のための研究開発に携わっている。新規事業の仕事ってスポーツで言うとサッカーみたいなものだと思っていて、つまり、各自がそれぞれ全体を意識しながら、個人のスキルを活かすことが大切なのではないか。全体を俯瞰してみたり、連携したりするのはもちろん大切だ

        人工の自然

          フルライフ

           人生の充実とはなにか?ビジネス書ではあるが、仕事が人生の大事な一部となることを前提に、フルライフを送るための著者の思考がまとめてある。とても楽しい本だ。  人生の後悔には2パターンに分類できるそうで、①A or B:選択のジレンマ②A and B:総取りのジレンマ、があると書かれている。①は選択肢を切り捨てる後悔、②はあれもこれもで一つ一つをやり切れない後悔。私の性格は①のパターンだ。どちらかを、えいっと決めてしまう。見切るのが早くて、一度捨てると無頓着だ。なので、本書に

          フルライフ

          子育て

           娘は6ヶ月になった。あっという間に大きくなっていく娘から学ぶことは多い。先日、おもちゃのラッパをあげた。鳴らして見せると、どこを吹けばいいのかを徐々に理解しながら、そもそも吹くとは何なのかを頑張って探している。1週間すると、ごく稀に音が出るようになった。本人は興味でただ遊んでいるだけかもしれないが、好奇心や周りから学ぶ姿勢、トライし続ける姿勢は私も見習わないといけない。  また彼女はちょっとしたことで、よく笑ってくれる。笑顔ってこんなにも周りを幸せにするんだなーと感謝しか

          子育て

          自己矛盾

           「死にたいけどトッポッキは食べたい(1&2の2冊)」を読んだ。気分変調性障害の著者の治療記録で、精神科の医師との対話形式で綴られている。自己に向き合いながら葛藤する著者を通じて、私の中にある何かを久しぶりに覗いた気分だった。  私も昔は死にたいと思ったこともあるが、今はそこまで落ちていない。というより、自分の中心にある弱い自分を、何枚も皮で覆って守ってきた。周りからは強がって見られるが、それは弱い自分が少しでも現れると全てが崩れる恐怖があるから。いつも二分法的思考で判断し

          自己矛盾

          水面の世界

          水面の世界

          彼女のためか私のためか

           娘は3ヶ月で色々なことを覚えた。首が据わり、モノを手で握れるようになり、本を見れるようになり、動いているものを目で追えるようになり、指を口に入れておしゃぶりするようになり、鏡の自分を見て笑うようになった。育休中、ずっと一緒にいる娘の小さな成長を見ているのがとても楽しい。  先日、私は妻に「何かおもちゃでも買いに行こうか」と言った。笑うことを覚えた娘の笑顔が見たくて言ったつもりだったが、ふと気づいた。私がおもちゃを欲しがっているということに。まだまだ3ヶ月の赤ちゃんなので遊

          彼女のためか私のためか

          食を考える~食べチョク使ってみた~

           もうすぐ3か月の育休が終わる。育休中はずっと、自炊をしているが、たまには家で贅沢をしようと思って、話題の”食べチョク”を使ってみた。使ってみた結果、生産者に寄り添う”食べチョク”を応援したくなったのと「食」について考えるきっかけになった。まずは、食べチョクの良かった点を3つ挙げると①食材の質②リッチなコミュニケーション③地域性。 ①食材の質:魚や肉など、今まで7回購入させてもらったが、私的には全て満足のいく品質だった。会社のビジョン「生産者のこだわりが正当に評価される世界

          食を考える~食べチョク使ってみた~

          娘が生まれて感じたこと

           先月、娘が生まれた。我が家の初めての子供。娘が生まれるまでの備忘録を残しておこう。  結婚して6年間、なかなか妊娠せずに、毎月のように落ち込む妻に何もしてあげれないもどかしさがあった。”そのうちできるから大丈夫だよ。”と言いつつ何の説得力もない。自分は落ち込む姿を見せないようにと振舞っていたつもりだが、不安でいっぱいだった。そんな中やっと妊娠した・・・と大喜びしていたのに、流産。”次、頑張ろう。大丈夫だよ。”と、やっぱり何の説得力もない。友人や親戚の子供を見ていると複雑な

          娘が生まれて感じたこと

          私にとって走るということ

           小学生の頃からずっと走っている。きっかけは小学4〜6年生のときの担任の先生。体育大学を卒業された方で、何かと運動を教えてもらった。その中でも“走ること”は33歳になった今でも続いている。  よくよく考えてみると、今と昔とでは走ることの位置付けが随分変わってきた。 小学生:走る=競争  私は特にマラソンが好きで、3年間、毎日、仲良しの友達と校庭を朝7:00から数キロ走った。なぜ走るのが好きだったかというと、同級生の友達よりも走るのが速かったから、ただそれだけだ。先生は独

          私にとって走るということ

          清水へ

          ふと思い立ち写真を撮りに清水へ。 平日の夕暮れということもあり人は疎ら。 ひんやりした空気と夕暮れのオレンジが心地よい気分にしてくれた。 コロナの影響で遠出しなくなったこともあり、今更ながら身近な場所の魅力に気付かされている。これまでは、いつでも行けると思って、なかなか近場を観光する気にはなれなかった。清水の空気を気軽に吸えるのは贅沢である。 遠くの人や場所にリアルに繋がりにくい御時世だからこそ、地元の魅力をもっと探しに行こうと思う。

          清水へ

          緑を探しに

           夏の終わりにドライブに行ってきた。無目的的な旅だったが、カメラがあるとそれだけで楽しい。夏の空と光を反射する緑が美しかった。 夏の茶畑。 そろそろ収穫の時期。 緑のもみじが一日の終わりを告げていた。 ファインダーを通して風景を切り取ると、今まで見えていなかったものが見えてくるし、視覚だけでなく聴覚も敏感になっている気がする。今年の夏はカメラを始めたおかげで沢山の発見があった。秋も楽しみだ。

          緑を探しに

          HANA

          書きたくなったら書く。ということで2日連続の投稿。カメラを始めるまで、植物の細かい部分までじっくり見ることなんてほとんどなかった。自然が作る曲線、直線は美しく、花の多様性を感じる。 適当にググっていたら、こんな研究を見つけた↓ シミュレーションで多様な花の形へ進化する際に生じた発生過程の変化を統一的に予測できるようになったらしい。こういう興味を探求する研究が好きだ。知りたいから研究するし、研究するからもっと知りたくなる。面白いがドライビングフォースとなる研究はアートに近い

          SORA

          ついつい更新をサボってしまった。完全に三日坊主というやつである。人間の意思の弱さを感じつつも、まぁnoteを書くことが嫌になったわけでも、写真を撮るのに飽きたわけでもないので、気にしせず続けていこうと思う。よく習慣にすることのメリットを耳にするが、すべてを習慣にしなくても、気まぐれに人間らしく生きていくことも一つのやり方ではないだろうか、と自分に言い聞かせながら生きている。もちろん習慣も大事なのだが。  まだ写真を始めて1か月程度だが、何を撮るのも楽しい。 光と雲の模様は