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マルティニークのこと その2: 料理

マルティニーク料理
わたしは現地に行くまで何も知りませんでした

基本はフランス料理なのです
それを現地の食材や風土に合うよう
アレンジした感じ
というのが私のマルティニーク料理の理解です

お魚が美味しい
沖縄みたいにカラフルなお魚も多いです
現地の人は「地元の野菜」とよぶ
タロイモ、キャッサバ、緑バナナ、パンノキ、アボカド等
日本ではなかなか口にすることのない
美味しい野菜もあります

「地元の野菜」盛り合わせ

しかしながら最近の若者は
パスタやお米、ステーキなど
本土に暮らす人と同じような食事を好む傾向が高くなり
貧乏っぽいイメージのある
「地元の野菜」の消費量が少なくなったようです
(実際には「地元の野菜」はちょっと高め)

小さな島国なので生活用品や
野菜を含めた食品のほとんどは
フランス本土から輸入しています
したがって本土よりも
1〜3ユーロほど物価が高め
パラダイスな場所ですが、そんな現実もあります

話が逸れてしまいましたが、
今回は私のお気に入りのジャンディア家直伝の
魚料理をご紹介したいと思います

「クール ブイヨン ドゥ ポワッソン」
Court bouillon de Poisson

魚の煮付けのイメージです
マルティニークの代表的なお料理です

これはレッドスナッパーで作りました

煮付けのソースを用意して
その中に魚を入れて、さっと煮るだけ
という簡単なお料理

お鍋ごとテーブルに持っていき
それぞれ好きな部分をいただきます

魚は白身魚がオススメで、調理の数時間前に
水(魚がヒタヒタになる量)
半分に切ったニンニク1かけ
香辛子1つ
ローリエ2枚
塩小さじ1
青ネギ2本が入った
タレに漬け込みます
家庭によってはライムを入れるところもあります。
香りはいいですが、酸が魚を硬くしてしまうため
私の叔母は入れていません

香辛子多めでも美味しいです

粗みじん切りした玉ねぎ1玉
潰したニンニク2かけ
パセリ
ローリエ3枚
3cm幅に切った青ネギ2本
香辛子1つ
をオリーブオイルで炒めます

香りが立ってきたら
フレッシュトマト2-3個または
トマト缶1つを入れます

煮詰まってきたら
魚を入れて煮ます
水は少ないかなー?というくらいで十分です
魚から水分も出ます

最後にライム果汁を垂らし
塩気が足りない場合は塩を足し
水分が無くなりそうだったらここで水を足します

これで出来上がり!

この魚料理は
さつまいもや
カボチャ
アボカドなどと一緒に食べると美味しいです

マルティニークでは毎年9月中旬に
パンノキが旬を迎えます
茹でるとジャガイモみたいな
ホクホクした食感が楽しめます

パンノキの皮をお鍋の下にひき
上も皮で蓋をするように被せます
これもジャンディア家おばあちゃんのテクニック

もちろんご飯にも合います!

ターメリックライスだと見た目も可愛いですね

美味しいお魚を見つけた際には
ぜひ作ってみようと思います!

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