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マルティニークのこと その2: 料理
マルティニーク料理
わたしは現地に行くまで何も知りませんでした
基本はフランス料理なのです
それを現地の食材や風土に合うよう
アレンジした感じ
というのが私のマルティニーク料理の理解です
お魚が美味しい
沖縄みたいにカラフルなお魚も多いです
現地の人は「地元の野菜」とよぶ
タロイモ、キャッサバ、緑バナナ、パンノキ、アボカド等
日本ではなかなか口にすることのない
美味しい野菜もあります
![](https://assets.st-note.com/img/1664312746889-w6EhNTZ4ia.jpg?width=1200)
しかしながら最近の若者は
パスタやお米、ステーキなど
本土に暮らす人と同じような食事を好む傾向が高くなり
貧乏っぽいイメージのある
「地元の野菜」の消費量が少なくなったようです
(実際には「地元の野菜」はちょっと高め)
小さな島国なので生活用品や
野菜を含めた食品のほとんどは
フランス本土から輸入しています
したがって本土よりも
1〜3ユーロほど物価が高め
パラダイスな場所ですが、そんな現実もあります
話が逸れてしまいましたが、
今回は私のお気に入りのジャンディア家直伝の
魚料理をご紹介したいと思います
「クール ブイヨン ドゥ ポワッソン」
Court bouillon de Poisson
魚の煮付けのイメージです
マルティニークの代表的なお料理です
![](https://assets.st-note.com/img/1664312930367-5ZjhwX5Ot2.jpg?width=1200)
煮付けのソースを用意して
その中に魚を入れて、さっと煮るだけ
という簡単なお料理
![](https://assets.st-note.com/img/1664312996626-wZAzGbiNiE.jpg?width=1200)
それぞれ好きな部分をいただきます
魚は白身魚がオススメで、調理の数時間前に
水(魚がヒタヒタになる量)
半分に切ったニンニク1かけ
香辛子1つ
ローリエ2枚
塩小さじ1
青ネギ2本が入った
タレに漬け込みます
家庭によってはライムを入れるところもあります。
香りはいいですが、酸が魚を硬くしてしまうため
私の叔母は入れていません
![](https://assets.st-note.com/img/1664313265439-KSbaKECkOE.jpg?width=1200)
粗みじん切りした玉ねぎ1玉
潰したニンニク2かけ
パセリ
ローリエ3枚
3cm幅に切った青ネギ2本
香辛子1つ
をオリーブオイルで炒めます
香りが立ってきたら
フレッシュトマト2-3個または
トマト缶1つを入れます
煮詰まってきたら
魚を入れて煮ます
水は少ないかなー?というくらいで十分です
魚から水分も出ます
最後にライム果汁を垂らし
塩気が足りない場合は塩を足し
水分が無くなりそうだったらここで水を足します
これで出来上がり!
この魚料理は
さつまいもや
カボチャ
アボカドなどと一緒に食べると美味しいです
マルティニークでは毎年9月中旬に
パンノキが旬を迎えます
茹でるとジャガイモみたいな
ホクホクした食感が楽しめます
![](https://assets.st-note.com/img/1664313360338-Zhmn4uAjSX.jpg?width=1200)
上も皮で蓋をするように被せます
これもジャンディア家おばあちゃんのテクニック
もちろんご飯にも合います!
![](https://assets.st-note.com/img/1664313493649-MGcHrbMc8F.jpg?width=1200)
美味しいお魚を見つけた際には
ぜひ作ってみようと思います!
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