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資本主義社会と、人間にしかできないことについて、子どもたちと考えてみた

2023年9月29日 晴れ

次女は、無類のみかん好き。

昨日、妻が仕事帰りに八百屋さんに寄った際、次女にせがまれて購入したみかんは、まだ時期じゃなくて、多く出回ってないからということで、1個100円もしたんだそう。

そうなんだ。
なんで数が少ない物は、値段が高くなるんだろう?

しばらく考えて長女が、「宝石は10万円とかで売ってると思うけど、100円で売ってたら、皆んなが買っちゃって、売ってる人が困るでしょう。だからじゃない?」。

なるほど。
希少な物なのに値段を安くしちゃったら、売ってる人が生活ができなくて困るわけだ。
かといって、値段を高くし過ぎたら、今度は買う人がいなくなりそうだし、難しいところだね。

そうだ。いま床を掃除してくれている、このブラーバちゃんはいくらだと思う?

長女が1万円で、次女が1000円と言う。

正解は、確かおよそ3万円。
割と景気がよかった数年前に、妻に欲しいと言われて買った記憶がある。

「ブラーバちゃんそんなにすんの?」と、長女。

次女の言った1000円だったら、安過ぎて飛ぶように売れるだろうけど、作ってる人が困っちゃうだろうね。

長女の言う1万くらいだったら、みんな手を出しやすくて嬉しいだろうけどねぇ。それでも作ってる人としては、苦しい値段なんだろうねぇ。

自分で床を水拭きするとなると、なかなかめんどくさいでしょう?だから、ブラーバちゃんが、自動でこれだけ綺麗に床を拭いてくれてるってのは、人間としては助かるよね。

その値段設定として、3万円が適正かどうかってのは、人それぞれで、なんか絶妙なところっぽいよね。
パパは高いと思った気がするけど、ママにとっては出す価値のあるものだったっていう。

ブラーバちゃんとか、ルンバちゃんとか、食洗機ちゃんとか、人間がめんどくさいと思う仕事を手伝ってくれるロボットが続々と登場しているけど、その分、人間にしかできないことに使える時間が増えるのは、いいことではあるよね。

ところで、人間にしかできないことってなんなんだろう?

「考えることだよー」と、長女。

「ブランコは?」と、次女。

なるほど、次女が言っているのは、楽しむことって解釈でいいか?

ロボットにできなくて、人間にしかできないことは、考えることと、楽しむこと。
なんか、いい線いってそうだなぁ。

でも、ほんとにそうなのかは、パパにはわからない。

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