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任せて待つ【2023年3月24日(金)】

2023年3月24日 曇り

今朝は、というか、今朝も、子どもたちはそれぞれに自由に過ごしている。朝ご飯もそこそこに、長女は、漫画を読み、次女は、リカちゃんで遊んでいる。出発時間から逆算して、身支度に要する時間を気にしているようなそぶりは、一切見られない。

そんな様子を俯瞰していると、そういえば、最近、「ご飯食べちゃいなね」「時間気にしなよ」「そろそろお着替えしなよ」などと、私が声をかけ過ぎていたことに気が付く。そのせいで、声をかけられるまで動かなくていいと思っているのかもしれない。

つい1年ほど前の日記では、子どもたち自身で動いてもらおうと試行錯誤している朝の様子が伺い知れるのに、時が経つにつれて、指示して子どもらを動かした方が楽だと思ったからなのか、再び声がけが多くなってしまっている。

いかんいかんと思い直して、「時間気にしなねーって言おうと思ったけど、そういえば最近声をかけ過ぎてたから、声かけないで、任せてもいい?」と、子どもたちに聞くと、「いいよー!スタート!」と言ったのは長女。

急にご飯を食べ進め始めたので、「じゃ、次女もよろしくね。パパは自分の準備してくるね」と言って部屋を出た。

しばらくして様子を見に戻ると、長女は着替えを始めていたが、次女がまだ遊びながらのんびりとご飯を食べているようなので、「パパが注意しないから、遊んでていいんだーとか思ってないよね?」と声をかけると、首を振ったので、「よろしくね」と言い残して、また部屋を出る。

しばらくして、長女が洗面所に歯ブラシに来る頃、次女が「パパー、やっぱり注意してー」と言いにきた。おもしろい。ご飯は食べ終えていたようなので、「じゃ、食器を片付けて、お着替え選んできて」と指示を出す。

お姉ちゃんと接していると、どうもお姉ちゃんと同じ水準を求めがちだが、まだ次女は4歳だ。ゆっくりと成長していこうじゃないか。なんとなく時計も指さして、ここまでに着替えようねと、次女に伝え残して、まずは、長女を見送った。

長女もなんだかんだで、出発時間を2分ほど超過してしまったので、お友達待たせちゃうから走って行ってきなと送り出した。

およそ1年越しに、子どもたちに、任せられるところは任せていきたいと思い直した今朝だった。改めて、口うるさくし過ぎず、「任せるね」と声をかけて、辛抱強く待っていきたいと思う。

いただいたサポートは、もちろん未来ある子どもたちへ投資します。 もしサポートをいただけたら、具体的にどう子どもたちに投資し、それによってどう子どもたちが成長していったかの記録をしていくのもいいかもしれません。