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肩車【2023年3月28日(火)】

2023年3月28日 雨

「今日も肩車ね」と、次女が言った。

「えー!」なんて言いながら、長女に、「そういえば、ここ数ヶ月ずっと、保育園に自転車停めたら、◯◯(次女)を肩車して、そのまま◯◯(次女)のクラスに送り届けてるんだよ。どう思う?」と、告げ口してみる。

「ふーん。◯◯(長女)は、足痺れるから肩車好きじゃなかったな」と、長女は言った。

もしかしたら、長女が次女に、「歩きなよ」とか、「次女ももう重いからパパかわいそうだよ」とか、そんなことを言ってくれるんじゃないかと淡い期待をしていたが、それはなかった。確かに、長女を肩車したことはそれほど多くない。

ところで、次女4歳を肩車するのは、もちろんけっこう重いんだが、そんなことよりなにより、私は、我が子を肩車するのが嫌いじゃない。
だから「肩車ー」と言われると、ついやってしまう。

我が子を肩車する親子の姿は、THE・親子な感じで、絶対的にいい感じなわけで、長女の幼き頃にあまりできなかった、THE・親子な感じを、いま取り戻すほどに楽しんでいると、そういうわけなので、今日も「えー!」とか言いつつ、なんなら半ば積極的に肩車をする。

ただ、今日は、雨が降っていたため、車で行くことにしたので、最寄りのコインパーキングに駐車してから、次女を肩車して、保育園までのおよそ5分ほどの距離を歩くわけだが、傘もさしていたので、保育園に到着する頃には、肩?首?、パンパン。

園に到着してからは、いつも通り、次女を肩の上に乗せたまま、靴を脱がせて、脱がせた靴を靴箱に入れて、二階への階段を上がるというルーティーン。さすがに靴を脱いで、靴箱への工程くらいは、次女にやって欲しいものだが、下そうとすると嫌がるんだからしょうがない。

クラスに入るまでの道中、すれ違う先生方に、「あれ?◯◯(次女)ちゃん大きくなってる!」なんて、最初の頃はよく声をかけられたものだが、今では特筆されることも少なくなってきたように感じるが、それでよいのです。気にしないでください。

次女のクラスに入って、ようやく「よーーーいしょーーー!」と言って、次女を肩から下ろす時、毎度、文字通り肩の荷が下りる思いがするが、同時に、少しの寂しさも感じる毎日が、ここ数か月続いている。

次女よ、いっそ、卒園まで肩車登園するのはどうかね?

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