見出し画像

褒め返さない【2023年3月16日(木)】

2023年3月16日 晴れ

昨夜、長女が学校へ持参したウタの絵について、お友達には見せたの?と聞くと、「うん」と言う。

あれ?いまいちノッてこない。お友達の反応とか聞きたかったけど、まずいのかな?と思いつつも、そこは聞きたいからズケズケと聞く。

「じょうずー、かわいーって言ってたよ」とさっぱりと返ってきたので、なんだ、よかったじゃんと思うが、なんで嬉しそうじゃないんだろう?

同じクラスの絵の上手な子に、ウタ描いてきてとお願いしてたけど、それはどうだったの?と聞くのはママ。そう、私も気になっていたこと。

「描いてくるの忘れたって。描いてきますねーって言ってた」と、一年生のやりとりがおもしろい。

最後に、別のクラスだけど、いつも待ち合わせして一緒に登校している仲良しの子には見せた?と聞くと、「見せた」と言う。やっぱり見せたんだね。頑張ってたくさん描いたウタの絵、親友に見て欲しいよね(長女はその子のことを親友と言っている)。

なんて?と聞くと、「ウタだ」って言ってたと。それだけ?と聞くと、「うん」と言う。非常にその子らしい。おもしろい。

すると長女が、「◯◯(親友)は、褒め返さないんだよねー」って。

褒め返さない…。

「褒めないんだよねー」でいいんじゃないのか?長女の使う<褒め返す>という言葉には、長女なりに感じている<お世辞>のニュアンスが含まれているのだろうか?

みんなに絵を見せれば、当たり前かのように「じょうずー」とか「かわいー」とか言われる。我々大人の反応もほぼ同様。長女は、その画一的な反応にちょっとした違和感を感じているのだろうか?

本来、子どもは素直だが、昨今の子どもたちは、よく親に教育されているからか、例えば「へたー」と感じても、お友達を傷つけるようなことは言わなそう。うん、確かにその感じは、ちょっと気持ちが悪いと感じるかもしれない。

その点、親友は、「ウタだ」と一言。それほど上手と思わなかったから、上手と言わなかったのかもしれないし、別にそうじゃないかもしれない。その真意はわからないが、ただ、長女が予想しているのとは異なる回答が来たことが、長女にはむしろ嬉しかった。

のかもしれない。
全然違ったらすまん長女。

長女の親友は、前にも書いたことがあるが、一時間で漫画を4冊も読むし、運動も大得意で、寡黙な子。私が「おはよう」と声をかけても、「おはよう」と返ってくることは、ほぼない(一度もない?)。長女も、3回「おはよう」って言うと、ようやく「おはよう」って返ってくると言っていた。

独特な雰囲気があっておもしろい子。
長女は、親友に一番褒めて欲しいと思っているのかもしれない。

前に長女は、親友に、「頭がいい」と言われたことがあったようで、そのことをとても嬉しそうに教えてくれたことを思い出す。
いい友達に出会ったなぁ、長女。

そして改めて、この考察が、全然違ったらすまん長女。

今朝は、長女が、「いま何時何分何十秒地球が何回まわったとき?」と懐かしいことを言うので、実際に今日は地球が何回まわったときなのかをアレクサに聞いてみた。

およそ46億年前に地球が誕生し、一年で365回自転するから、およそ1兆6,790億回まわったときだ、と教えてくれた。

「何時何分何十秒地球が何回まわったとき?」って、なんで小学生が好んで言うんだったかを忘れたが、その答えを知ったのは、私も初めてのこと。

人間なんてたったの100年しか生きないのにねぇって話で盛り上がった。

今日は、春の陽気で気持ちがよい。
次女も春の装いな感じで、出発。

この洋服は、私もお気に入り。

道中気分がいいのか、自転車の後ろで、ずっと大きな声で歌っていた次女。
曲は、緑黄色社会の『Mela!』と、Adoの『新時代』。

よい。

いただいたサポートは、もちろん未来ある子どもたちへ投資します。 もしサポートをいただけたら、具体的にどう子どもたちに投資し、それによってどう子どもたちが成長していったかの記録をしていくのもいいかもしれません。