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ヒトはどうやって誕生したの?から始まる性教育?【子どもたちとの毎朝#158】

2022年6月3日 晴れ

今朝も「ゲゲゲの鬼太郎」を鑑賞する姉妹。
観ているのは56話だったので、55話は昨日帰宅してから観たということ。
好きだねぇ。

昨日の仕事帰り、牛乳を買うためにスーパーに寄ったら半額になっているスイカを見つけたので、そのスイカを食べながら。
姉妹はスイカも好き。

朝食を食べながら明日のプールの話などしていたら、長女が唐突に「あのさぁ、昔地球が変わって、恐竜が絶滅したんでしょ?そのあと人間はどうやって産まれたの?」と聞いてきた。

え?なんですか?急に。
と思いながらも、長女の探究心には全力で答えたいと思った。

「隕石がぶつかって恐竜は絶滅したんだっけ?そのあとどうやってヒトは誕生するんだろうね。えーっと、全然わからないので調べてみる。◯◯(長女)はご飯食べてて」ってことでちょっと調べる。

ほんとは地球という図鑑があるので一緒にめくったりしたかったが、出発まで時間がないのでそこは仕方ない。

ダーウィンの進化論みたいな話だよな?と思いながら調べていると、とりあえずのところは、この学研さんのサイトから教えてもらえそうだ。

要するに、「ヒトはチンパンジーなどの類人猿と共通の祖先から進化した」ということ。

この「進化論」の考え方をはじめて発表したのは、ダーウィン。
やはりダーウィンだ。ちゃんと覚えてるじゃないか。

となれば、「アウストラロピテクス」というワードが出てくるはずだが、この記事にアウストラロピテクスは出てこない。

代わりに登場するのは「サヘラントロプス・チャデンシス」。
きっと私が学生時代に教わった「アウストラロピテクス」よりもっと前の類人猿が見つかったのだろう。

知らんけどそういうことだろう。
私は早く長女に教えなくてはならないのだと、そんなことは置いておいて先を読み進める。

が、この記事ではそこで話が終わってしまい、肝心の「共通の祖先」についての記述がなかった。

ということで、とりあえず長女に「類人猿よりもっと前のことが書いてなかったからわからないんだけど、たぶん海の中の生物から進化しているんじゃないかな。その生物が陸に上がって、サルやヒトに進化していってるんだと思うんだけど、ちょっと今はこのぐらいしかわからないな。あとでちゃんと調べよう」と伝えた。

「ふーん、じゃ、◯◯(長女)も昔は魚だったの?」

ん?それは違う。

「そもそも祖先が魚かどうかはわからないけど、◯◯(長女)が昔魚だったってのは違うな。あくまでヒトの祖先は海の中の生き物だろうってこと。長女はママのお腹で、卵子と精子が受精して、細胞分裂を繰り返しながら大きくなって、赤ちゃんとして産まれるんだよ」と伝えた。

言ってること間違ってないよな?

長女「卵子って?」
パパ「女の子の体にあるもの。◯◯(長女)の体にもあるはず」
長女「精子って?」
パパ「男の子の体にあるもの。パパの体にもある」
長女「受精って?」
パパ「卵子と精子がー、合わさるんだよ」
長女「どうやって?」
パパ「おたまじゃくしみたいな精子が泳いで卵子に辿り着くんだよ」
長女「だからどうやって?」

おいおい、めちゃくちゃ聞いてくるじゃないか。
時間もないし、急になかなかセンシティブな内容。
言葉選びが大変だぞと思いながら、

パパ「男の子のおちんちんからたくさんの精子が出発して、女の子の膣の中を通って、一つの卵子にたった一つの精子が辿り着いて受精するんだ。それは奇跡みたいなことなんだ。君たちは奇跡の子ってことだな。もうこんな時間だ!着替えるぞー!」と言って逃げた。

長女「膣って?おしっこ出るところ?」

とさらに続けてきたが、もうほんとに遅刻してしまうので、「難しい話になってきたからあとでちゃんと話そう。急げー!」と言って出発した。

進化の話から、これ一種の性教育?
いやぁ、いろんな意味で焦った朝時間でした。

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