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見てわからないことは測ってもわからない。測ってわかることは、見たらわかる

2024年1月6日 晴れ

じぃじから譲り受けた本。

停滞する日本への緊急提言 岐路に立つ資本主義。必定の南海トラフ大地震
経済成長なき時代を生き抜くために
解剖学者と地域エコノミストが語りつくした
「いま私たちにできること」

https://amzn.to/3S3MUmB

自分で選んだ本より、他人から推薦された本の方が、刺さるメッセージが多いように感じる。

自分のフィルター、及び、AIフィルターで、同じような情報ばかり仕入れていてもしょうがない。

同書のなかで、養老さんが「見てわからないことは測ってもわからない。測ってわかることは、見たらわかる」と言っていた。少し難しい。

藻谷さんはそれを受けて「逆に言えば、見てわからない人が、測ったらわかるということはない。見てわからない人と言うのは、文字になった誰かの解釈を覚えるのが学問だと思っている人ですよね」と。

続けて「そういう人が意味もわからず測りたがる、定量比較をしたがるのかもしれません。本当は自分には意味がわかっていないんだけれども、〈比較して多い方が善なのだ〉と意味づけできるから。‥」と。わかりやすい。

そんな人がお金という指標に飛びついて、わからないまま他者にマウンティングをする繰り返し。

今は違うと言うつもりもないけど、かつての私はこう思って勉強してきたし、働いていた。

自分に嘘をつかず、やりたいことをやり切ったこともない。実にさもしい。

皆さんはどう感じるのだろう?

藻谷さんと言えば、こちらも読み途中だった。こちらはまた改めて。

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