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小学校には活気があっていい

2023年9月21日 晴れ

今朝は、6時半起き(いつも7時起き)の長女。

今は、とにかくipadで遊ぶ時間が欲しいようだ。

ここ2日と同様、身支度もチャキチャキ進めて、「パパ、これ撮るでしょ?」と、長女が昨日、民間学童で作ってきた作品をライトアップして、展示してくれた。

「そうです。撮ります。ありがとうございます。」

私「この作品のポイントは?」
長女「海をイメージした。水色は、朝。ピンクは、夕日。青は、夜。」
私「刺さっているのは?」
長女「海のお花と珊瑚。」
私「ははぁ。最高だな。」

定めた時間が訪れると、「行ってきまーす」と、出かけていく長女。

今週の彼女が、一味違うのは、疑いようがない。

その後、次女もテキパキと身支度してくれて、我々も保育園へ出発。

小学2年生の長女には、彼女の行動がわかるように、GPS端末を持たせていて、出発後、いちおう無事に学校に到着したかチェックするのが常だが、今日は確認が遅くなった。

「あ、そういえば、◯◯(長女)学校着いてるかなー」なんて、次女に声をかけながら、スマホをチェックして、あら、びっくり。

自宅から一歩も動いていない。

別にGPSがなくて困るわけではないんだけど、我々にとってのお守りみたいなものだし、あと、次女と学校に行くのも楽しそうだなと思って、「学校に届けてみようか?」と、次女に伝えてみる。

すると、次女はイレギュラーを喜び、「これ、◯◯(次女)が持つね。」と、やる気まんまん。

普段と違う何かが発生した時の、子どもたちの高揚した感じが私は好きだ。

こういうとき、子どもたちは、頭がフル回転し始めるのか、決まって機転が利く。

学校に到着するものの、勝手がわからない私は、なぜか掃除をしている高学年であろう子どもたちに、「すみません、2年生の教室はどこだろう?忘れ物を届けたくて」と聞くと、「あっちです!」と、ハキハキと教えてくれる。

高学年、かっこいい。

次女と二人、2年生の校舎の下駄箱に到着するが、スリッパみたいなものがないことに気が付いて、なぜか掃除をしている高学年であろう子どもたちに、「すみません、2年生の教室に忘れ物を届けたいんだけど、スリッパみたいなものはあるのかな?」と聞くと、少し考えてから、「職員室から入るといいです。職員室はあっちです!」と、ハキハキと教えてくれる。

高学年、かっこいい。

来た道を戻り、それなりにたくさんの階段を登ったりして、ようやく職員室に到着。
一人の先生が気がついてくれて、「2年生の教室に忘れ物を届けたいんですけど、入っていいんですか?」と言うと、次女が「これ!」と言って、忘れ物を見せてくれる。

「もちろんどうぞ!ここにお名前だけお願いします」と、先生もハキハキして、爽やかだ。

またそれなりにたくさんの階段を登って、ようやく2年生の教室に到着。

教室をのぞくと、こちらが長女を見つける前に、「何勝手に来とんじゃーい!」と、長女の方から来てくれたのはいいが、口が悪い。
すると、すかさず横にいたお友達が、「こら、そんなふうに言わないの」って、口の悪い長女をなだめた。

とてもよい。

次女が、握りしめていたGPSを長女に渡すと、長女は、無言で持っていって、荒々しくランドセルにしまった。
とりあえず次女、ミッションコンプリート。

なんかこのまま帰るのもあれなんで、改めて、長女に「じゃあねー」って言うと、「早く帰れー!」って、引き続き口が悪いけど、隣にいたお友達が、「見学して行きますかー?」と優しい。

「あ、それは大丈夫。ありがとう!」と言って、お別れ。

小学校の長い廊下を、次女と二人歩いていると、「ここいいなぁ。でも階段多すぎ」と、次女は言った。

確かに。

いただいたサポートは、もちろん未来ある子どもたちへ投資します。 もしサポートをいただけたら、具体的にどう子どもたちに投資し、それによってどう子どもたちが成長していったかの記録をしていくのもいいかもしれません。