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こがねむしのけいざい

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この身をもってお金の勉強
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記事一覧

15.昔の家電が尊い話

 去年の夏引っ越して、これを機会にと家電をいくつか買い換えた。テレビ(これまではTV一体型PCを使ってた)と洗濯機(古いし大きかったのでコンパクトなものが欲しかった)、そしてオーブンレンジだ。このオーブンレンジがかなり古くて、わたしが実家を出て一人暮らしを始めるときに買った物で、もう25年くらいは使っていたものだった(なんとNational製!)。  そのオーブンレンジ、パワーが弱くなったかな? くらいで、目立って調子の悪いところはなかったけれど、庫内がだいぶ汚くなっていた

14.財布を出したり出さなかったりした日

 「やっぱり白紙にします」が発動されることもなく、残念ながら本日、ぬるっと消費税が増税されてしまった。ぬるっとって変な表現だけど、消費税が導入されてからもう3度目の増税になるので、慣れたくないんだけどやっぱり少し慣れちゃって「ドカン」とか「ガクッ」と言うよりは「ぬるっと」といった感じなのだよね。諦め? いや、諦めちゃいけないんだけれども、上がってしまったものはしょうがない。  増税は憎い。本当にわたしたちのためになるのかわからない。軽減税率だの、キャッシュレスポイント還元だ

13.「1ギガ」に収めるったら収める

 現状Not格安スマホである。  スマホの料金プランを見直した。ガラケーだった頃はしょっちゅうやっていたが、スマホに替えてからは面倒になったのだ。ズバリ料金体系がわかりにくい。  3大キャリアの月額利用料が高すぎる点については菅官房長官が文句言ってくれたので期待はしていたんだけども、待てど暮せど「安くなった!」と実感する変化は訪れないまま。数年後には変わるかもしれないけど、そんなの気長に待ってはいられない。  わたしはいま、もとより高い「データ通信使い放題」ではなく、使

12.誕生日に損した気分

 以前「損した気になるサービスはいかん」というnoteで、携帯キャリア大手の「ばらまきサービス」について書いたのだけど、まったく別の分野で損した気分になることがあった。  数ヶ月に一度ヘアサロンに髪を切りに行く。そのサロンは髪を切るのが上手いので、本当にカットだけ。トリートメントは外でお金かけてやらないし、カラーはカラー専門店に行った方が安いので。  予約はサロン予約専用アプリを使ってする。たぶん、電話でやりとりするより向こうもこっちもラクだから。で、実際にカットに訪れる

11.株主になった

 ずいぶん前に、株始めましたって記事を書いたんだけども。  この記事の後半で、実際株を買って、チャートを眺め、1000円ほどの利益が出たよって書いてあるんだけど、その後も値動きを随時確認しながら、もうちょっと利益が出たところで売った。でも、これはただの「トレード」であって「投資」ではないから、近いうち株の長期保有をしてほんとうの「投資」を始めたいって思ってた。  それで、どこの株を買おうかなって悩んだ末、やっぱりあそこだよねって買ったのがキングジムの株。言わずと知れた大手

10.「100円は100円ではない」

 わたしがなぜ経済に疎いのかって言ったら、それはやっぱりお金に強くないからだと思う。例えば、円高とか円安とかいう概念が理解できないし、さらに、インフレとかデフレを説明しろって言われたらそっとその場を後にするだろう。自分の持ってるお金にはめちゃくちゃ気を払ってるのに、もうちょっと広いお金の話になるとてんでダメだ。株を始めようという時になってようやくわたしはお金とはいったいなんなのかということを学ぼうと思った。  まず理解出来なかったのが、「お金の価値が変わる」という考え方だっ

9.女はキレイでいるのにお金がかかるんだから男がゴハン代を出すのはあたりまえ

 という理屈のおかしさについて論じてみたい。  わたしも、数年前まではそういう考えがあったんだけど、実際ゴハンに行ったときは割り勘のほうがいいし、進んで払ってきた。  だって私は働いていて、ちゃんとお給料をもらっている。だったら自分の食べた分に関してはお金払うべきじゃないのか。という考えが根底にある。  もしかしたらこれは、結婚披露宴は会費制という北海道に生まれ育ったから身に付いた考えなのかもしれない。お金を出し合うのは助け合い、という考えが根付いているのだ。お互い様の

8.時間をお金で買っている

 すっかり出遅れた。 新年を実家で過ごすべく、JRの指定券を買いにみどりの窓口に行ったときのことだ。指定券の発売は乗車の1か月前からだったから、その日から2日も空けずに行ったのに、既に希望する日はいっぱいだったのだ。  ホントは30日に地元へ帰り、新年2日に札幌へ戻ってきたかったのだが、第二希望、第三希望も通らず、結局、往路29日、復路元旦という何しに帰るのかって日程になってしまった。これではまるで大掃除のために帰るみたいではないか!(しないけど)  JRの切符争奪競争、

7.弱気に株デビュー

 実は2ヶ月ほど前から、今までに貯めた75万円のうち15万を、新たに開設した証券口座に移して株の運用をしている。  15万!弱気!もっと突っ込めば? と思われるかもしれないが、勘違いしちゃいけない。75万というのはわたしの余剰資金じゃなく今のところの全財産だ。とても株なんかに手を出していいような金額じゃない。でも、わたしは一回興味を持ってしまったらとことん勉強しないと気が済まないのだ。  今まで、公的年金とか預金についてわからないことはハッキリさせようといろいろ調べてきた

6.機種変するなら家電屋の側で

 今年のはじめくらいだったか、携帯会社から新しいスマホの割引クーポンが来ていて、それがちょうど欲しい機種だったので、いつも行ってるショップに機種変更をしに行った。  その店は多くの人が立ち寄りやすい場所にあるからいつも混んでるんだけど、携帯ショップなんてどこもそんなもんだと思ってるし、いつもそこに行っていたので今回もそのショップに行ったのだ。  行ってみるとやはり混んでたのだが、番号札を取って本など読んでいると、思ったより早く呼ばれた。機種変更をしたい旨をスタッフに伝え、

5.預金はどうする?

 預金の年利が普通預金で2%前後、定期預金で10%前後という時代があったんですってよ奥さん。信じられない!年利10%なんて、10万円を預けているだけで、1年1万円ずつ増えて行く。11年目には元本を越える。「定期に預けてりゃひと財産作れた」って人生の先輩方は言ったけど、そんな時代があったのかと現代の働く世代は驚きを隠せないのだ。  今なんて、定期預金にしたって金利はぜんぜんつかない。年利0.03%とか、そんなもん。10万預けてたって、年30円とかよ。それっぱかしのために定期預

4.ポイントカードの悲劇

 本屋で、おばあちゃんが店員からポイントカードの説明を受けている。  そのポイントカードはもらったあと、ネットでも登録が必要な種類のヤツで、おばあちゃんはすっかり困った様子でその説明を聞いていた。  ポイントは貯まれば本を買うときに値引きとして使えるが、そのおばあちゃんにとってはネットがどうの、登録がどうのというのはもはや意味がわからない世界なのだ。なぜ紙のカードにスタンプ押すだけじゃダメなのか。  そもそもポイントカードって、必要なのかな? ポイントカードはもはや好ま

3.北海道に住むということ

 冬がやってきた。  実は、北海道の多くの企業では「燃料手当」というものが給料とは別に支給される。ご存じの通り、北海道の冬は寒い。冷え込む日にはストーブをガンガン焚かないととても耐えられない。なので、冬は暖房費がかさむのだ。ストーブをまったく点けない夏場と、毎日焚く(えっ?「ストーブ焚く」って方言なのか?燃やす、で通じる?)冬場とじゃ、出て行くお金が全然違う。例えば、ストーブの燃料がプロパンガスだったとしたら、冬のガス料金は、夏よりも、ひどい場合は月額数万高い。その負担を軽

2.年金っていくらもらえるの?

 老後が不安だと言ってみても、じゃあ結局年金っていくら貰えるんだろう?そういえばアレに書いてあったな。 「ねんきん定期便」 そう言えばコレ、年金保険料納付の記録が一部ごちゃごちゃになっていた問題があって、これじゃあイカンってことで国民すべての年金記録をちゃんとしましょうって作られたものだったんじゃなかったけか。(記憶曖昧)  それまでは年金がいくらもらえるのかもよくわからなかったなあ。それが今は、こうして毎年、支払い記録が送られてきて「この支払い実績なら、65歳になったと