落ち込む時の過ごし方
どうも気が滅入る時期ってあるものです。思い当たる事象のある場合もあれば、トラブルなどなくとも周期的に訪れる上がり下がりのバイオリズムだったり、体調や年齢的な変化によるものだったりと様々ですが。
精神的に追い込まれ過ぎて、配慮をしてくれた相手に対して「ありがとう」という言葉を返すことにすら消耗を感じたことがありますが。
ありがとうを言うのすらキツイとか、些細なことで異様に涙がでるなどという状態は、信号がまもなく赤に変わりますよというお知らせかも知れません。
いま落ちているな…と気がつくことが出来たなら、焼け石に水でもいいんです。ポタポタの雫でもなんでもいいから、自分に水を与える行動を意識して選択し続けてほしいと思います。
人に話したり、スパなどで大きなお風呂に入ったり、好きな映画を観たり。自然の中を歩いたりなど物理的に目に映る景色をかえてみるのもいい。
気が滅入っているという状態を我慢の方向に、ぐいっと舵を取ってしまうと、そのうち大丈夫だと勘違いしてしまうから。信号の点滅に気が付かなくなってしまうかも知れないから。
そうなる前に、自分は疲れているのだ、すり減っているのだと、ちゃんと気がついて欲しいと思います。それらを気が付かない様に過ごしてしまうのは、強さとは別のものです。
体力があるから遠くへいけるし、余力があるから無理せずとも優しくなれるのだから。
自らをメンテナンスをすることは、他人にも役に立つことだと忘れないでいてほしいと思っています。
P.S.
小説などを読む時間は、頭の中に自分とは別の物語が流れ込み、気分の転換にとても向いていると思っています。ほんの15分でもいい。
ページをめくり物語を目で追うだけで、いつもの15分とは違う時間が流れます。深く豊かさの詰まった数分というふうに。立秋が過ぎ、その様な時間の過ごし方をしたくなる季節が訪れますね。
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