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男性は火星、女性は金星からやってきた〜男女の人間関係のバイブル本〜

こんにちは、遠藤です。

アメリカの心理学者「ジョン・グレイ」博士の書いた本
『ベスト・パートナーになるために―男と女が知っておくべき「分かち愛」のルール 男は火星から、女は金星からやってきた』

をご存知ですか?
世界的に大ベストセラーになった本で、男女関係のバイブル本としても有名な著書です。

私がこの本と出会ったのは、25歳の時でした。当時付き合っていた彼とケンカ別れをして、なぜ別れたのか分からず友達に相談したら、オススメされたのがこの本でした。
初めて読んだ時、びっくりしました。
目から鱗な内容ばかりで、「彼氏の気持ちわかってなかったなぁ〜!」と思い、この本を読んでいたら少し変わっていたかもしれないと思いました。

今でも「やっちまった〜」って感じることや、職場の男性の女性への言動をみて「それ女子に言ったらそうなるよね〜」と思った場面も何度かあり、改めてお互いを知り歩み寄る事が人間関係に置いて大事だと思いました。
今回は、そんな男女関係のバイブル本、『ベストパートナーになるために』の一部を抜粋しまとめたのでご紹介します。

なぜ「当たり前」が通じないのか?


こんな事思ったことありますか?
・異性を怒らせてしまったが、理由がわからない
・異性の気持ちが分からない
・彼氏・彼女から振られた
・恋人との生活や結婚生活を良好に過ごしたい
・モテたい!!

人間関係において「男と女について」は永遠のテーマではないでしょうか。なぜお互いの気持ちがわからないのか、、、それは、「お互いが全く異なった人種だから」とジョン・グレイ氏は綴っています。
男女がそれぞれお互いの違いを心得て尊重しあえるようになれば、男女間のトラブルはたちまち減り、ストレスも解消していくはずです。

①価値観の違い


男性(火星)→男性の脳は論理性を重要視。「何かを自分でやり遂げること」が証明になる。
自立、成功、能力向上が大事。男性の行動は、仕事もコミュニケーションも何かしらの「目的」がある。「与えたい、信頼されたい」「力不足の挫折」を恐れる傾向がある。
金星(女)→女性の脳は感情を重要視。分かち合い、配慮、支え合いが大事。どんな行動にも「共感」がモチベーションになる。「大切にされている」実感がほしいので、「人からの拒絶」を恐れる傾向がある。仕事の結果も大事だが、その過程でどんな人と関わり、どんな頑張りがあったのかを重視します。
また女性の方が、人の表情を読み取る能力が20倍以上高いそうです。
※女性からすると男性がいつも理路整然と物事を語るのに冷たい印象を受けるかもしれませんし、男性は女性の、感情的な言動にうんざりしてしまうことがあるかもしれません。
※男性が何かに夢中になってる時に女性がアドバイスすると「うるさい」と心の中で思ってしまっているかもしれません。
<<改善策>>
▼男性
女性は小さな成功体験や感謝の積み重ねで嬉しさを感じます。
▼女性
男性は自己重要感(認められたい、信頼されたい)を特に実感したい。

②コミュニケーション・会話の目的

男性(火星)→会話の目的は問題解決や目標達成のための情報収集。会話の目的を話し理屈立てて、シンプルに伝える事が大事。
言葉で事実を伝え理解しようとする。
女性(金星)→会話の目的は問題解決だけではなく、つながりや共感を得ること。言葉で感情を伝え理解しようとする。話すこと自体で親密さをはかります。
※女性は会話での問題解決を望んでいない、ただ繋がりたいだけの事もあるため、脈絡なく会話があっちこっちに飛ぶため、男性にとっては要点は何なのかをつかめないままストレスを感じる、という状況が生まれます。
<<改善策>>
▼男性
女性が何かを話をするときは、自分の話に感情移入してもらい、共感してほしいだけなのです。アドバイスではなく、ただうんうん、と自分の感情に寄り添って聞いてくれることだけでありがたい。
女性
男性との会話は目的を伝えシンプルに会話するように意識するとよいかとしれません。私も、話したいだけの時は、「アドバイスはいらず、ただ聞いていて欲しいだけ」などと工夫するようにします。また、男性からアドバイスを求められた時は答えて、求められていないアドバイスや説教は常にはしない

③問題解決の行動


男性(火星)→自分で考えることに集中(沈黙)。1人で解決したい。男性は空間認識に優れ、物事を論理的に思考したり分析したりすることに優れると言われます。また、同時に複雑な作業や複数の事を考えるのは苦手。一つのことしかみえなくなるが、集中力は女性の50倍にもなるんだとか。
女性(金星)→話しながら問題解決していく。一緒に解決に取り組んでほしいと考える。女性は、複数のことを同時にできる。女性の脳は左脳と右脳を連絡させる経路である脳梁が男性の50倍も太いためなんだとか。ケンカ中に「あの時もそうだった〜」とアウトプットしながら思い出すのも左脳と右脳の両方を使えるからのようです。
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④ストレスへの対処


男性(火星)→ストレスを感じると、充電のために“洞窟”に引きこもり、問題から距離を置いて解決策を探そうとする。
女性(金星)→近くの人に相談し、共感や支えを得ることでストレスに対処しようとする。
<<改善策>>
▼女性
男性が1人で部屋にこもったり、何か集中しているときは、出てくるのをまったり、そっとしておいたほうがいいようです。

⑤相手への要求の求め方


男性(火星)→単刀直入に用件を話し、欲しいものを求める。愛情表現では大きさが重要。32本のバラを贈れば32ポイントが得られると期待する。
女性(金星)→ “自分が受けとりたいものを相手に与える”という黄金のルールがある。自分が求めなくても「わかってほしい」と思い、相手も与えてくれるはずだと期待する。
また、愛情表現では回数が重要。1度の愛情表現はあくまでも1ポイント。32本のバラを受けとっても、1本のバラを受けとっても1ポイント。
<<改善策>>
▼男性
女性は「大切にされている、誰かの役に立った」と感じた時にやりがいを見出すそうです。感謝を日々伝える事が大切になるかもしれません。
▼女性
頼むタイミングを選び、「〜してほしい」とお願いする。そのあと「ありがとう」と感謝を忘れないことが大事だそうです。

人間関係は思いやりが大切

色々書いてきましたが、男女のみならず人間関係には、人への思いやりが大事なのだと感じています。人に求めているだけではなく、その人を知って何かを与えようと言う相手を思いやる心こそが、人間関係を円滑にする事なのだと『ベストパートナーになるために』から学びました。
こういった男女特有の考えや価値観を知ることが、仕事やプライベートで生きていくんだと感じています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

遠藤まい

<参考文献>


◎遠藤まい
山形県出身、東京在住10年目の33歳
看護師・保健師の免許をもち、10年間病院勤務
病院では循環器や学生指導に関わりました。
小3〜高3までバレーボール生活、大学で美容やおしゃれに気を使い始めました。
健康や美容、読書、カフェが好き
Instagram→→https://www.instagram.com/mai.e0624/
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